夏休み絵日記(その5)

 今時もあるのかどうかは判らないが、郷秋<Gauche>が小学生の時の夏休みの宿題と云えば、絵日記と「夏休みの友」。当然どちらも夏休み終了まであと数日となってから慌ててやっつけたわけだけれど、絵日記は一応日を追って書いてはいたはずである。それに引き替え「大人の絵日記」は行ったり来たりでしょうの無い事甚だしいわけだが、まっ、独り言的大人の絵日記と云う事でお許し頂きたい。


 今日ご覧いただいているのは、これまでに幾度も登場している郡山布引高原風力発電所の風車。この発電所には33機の風車があり総出力66万キロワット(一般家庭3万5千世帯の年間消費電力に相当)と、国内最大の風力発電所である。事故を起こした原発と同じ福島県内に国内最大の風力発電所があるのは何とも皮肉な話ではあるけれど、そんなこととは関係なく、既に秋の気配漂う高原で優雅に風車を回す風力発電機である。しかしなぁ、原子力も火力も水力も、発電所と名の付くところはどこも一種独特の存在感を持っているが、風力発電所だけは何度見てもそれが発電所であると云う存在感が皆無なのが不思議である。

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