悪くないNEX-C3

 郷秋<Gauche>の事だから、例によって「見た目の問題」から(のみ)だが、「悪くない」。シルバーと赤はダメ。良いのはブラックで16mmパンケーキ付の場合のみ。富士フイルムのX100が嫌らしいほどのレトロ感を(無理やり)作っているけれど、ブラックのNEX-C3は、新しい形の中にそこはかとないレトロ感を滲ませているのが良い。Good designである。

 

 がしかし、16mmパンケーキを付けた時には抜群であったアピアランスは、標準ズームたるSEL1855を付けた途端に一気に崩れる。誰が見たってバランス悪すぎ。もちろんソニーには素晴らしいデザイナーがたくさんいて、デザインに一家言ある役員もいて、それらのチェックを経て市場に登場しているのだからソニーとしては「OK」と云う事なのだろうが、郷秋<Gauche>的にはまったく「NG」。ソニーに云わせれば「郷秋<Gauche>のセンス、悪すぎ」と云う事なのだろ。まっ、これは個人のセンスの問題だからね。

 

 それにしてもパンケーキの16mm単焦点レンズ。これを4/3に付けるのなら35mm換算で32mmとなり、スナップには絶好の焦点距離となるが、NEXAPS-Cイメージセンサーだから×1.5でなんと24mmである。これまでにも幾度か書いているが、24mmの画角を使いこなせるNEXユーザーっているの? と思ってしまう郷秋<Gauche>なのである。24mmと云うのはそれほどの広角なのである。だってそうだろう、GR DIGITALでさえ28mmなんだから。

 

 しかしNEXとセットでしか買えないと云う吉田カバンオリジナルの2WAYバッグがカッコイイ。郷秋<Gauche>の場合、E-P2を持ち出す時にも最適のバッグじゃないか。でも「本バッグは対象機種本体とのセット購入でのみお求めになれます。」と明記されている。入手不能とし知るとますます欲しくなる。NEX-C3はいらないけど、このバッグだけ欲しいぞ!

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日の赤花夕化粧に続いて月見草と同類の「昼咲き桃色月見草」。ちょっと前にも紹介したけれど、夜に白い花を咲かせる本物の月見草と違い、昼間に桃色の花を咲かせる。中米・北米南部原産の外来種だが、余程日本の気候が気に入ったようで、今どき(関東以西の)道端や街路樹の足元、畑の端等いたるところで見ることが出来る。

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