唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ニコンがトップ
メーカー別や機種ごとのシェアと云うのは、すべての調査がそうであるように、調査の仕方によって変わって来る。その前提で読んで欲しいのだが、デジカメWatchの調査によれば、2010年のメーカー別のDSLR(デジタル方式一眼レフの(所有)シェアは、Nikon(ニコン)が29.0%で、キヤノンの28.1%を抑えたトップになったとのこと。昨年同時期の調査ではそれぞれ29.5%と29.4%であったから、ニコンはその差は広げての1位いうことになる。
しかし、びっくり驚くのは3位以下の占有率ある。ペンタックス20.1%、オリンパス13.6%、ソニー11.6%と続いているのだが、「BCNランキング」による今年上半期の(販売)シェアとは、その占有率がかなり異なっているのが面白い。以下は「BCNランキング」による今年上半期の(販売)シェアである。
1位:ニコン 34.0%
2位:キヤノン 31.4%
3位:パナソニック 10.9%
4位:ペンタックス 7.8%
5位:オリンパス 7.7%
6位:ソニー 7.5%
注:「BCNランキング」の調査は「レンズ交換式デジタルカメラ」におけるものなので、所謂「デジタル一眼」及び極少数だがレンジファインダー形式のデジタルカメラや中判以上の一眼レフも含まれている(はず)。
注にも書いたように「BCNランキング」による調査には所謂「デジタル一眼」が含まれることからパナソニックは3位に入っていることを除けば順位そのものは「デジカメWatch」と変わらないのだが、大きく違うのは上位2社が下げ、下位3社があげる占有率である。特にペンタックスとオリンパスは「デジカメWatch」の調査では「BCNランキング」の倍以上の占有率となっているのが面白い。
しかし、二つの調査による占有率の乖離の理由は容易に思いつく。DSLRを、特に新たに購入しようと云う人の多くは、メジャーであるニコンあるいはキヤノンの製品を購入するが、(多くの場合)それぞれのメーカーに対する特別な思い入れはないから「デジカメWatch」のサイトを見たり、ましてやシェア調査に自ら協力したりはしない。一方、ペンタックスやオリンパスと云う、DSLRとしてはマイナーなメーカーの製品を選択するユーザーは、それぞれのメーカーの熱心なファンであり、折あらば自分のDSLRのメーカーを応援したくなってしまう、言わば確信犯的ファンであるのである。
考えてみれば膨大なレンズ資産など巨大なSLRシステムの総合力を考えた時、ニコンとキヤノンの2社に寡占化される可能性のあるDSLRマーケットであるにも関わらず、熱心なファンに支えられて善戦いるペンタックスとオリンパスは幸せであると云えるだろうな。クルマで云うならば、かつてのホンダとスバルがそうであった訳だが、ホンダはいち早く第三グループから抜け出して日産を追い落とすまでになった。はてさてDSLRの世界ではどうなることやら、2011年が楽しみである。
今日の一枚は、郷秋<Gauche>が持っているカメラ、3つのブランドを代表して左からRICOH/GX200、OLYMPUS/E-P2+17mm F2.8、Nikon/D90+AF-S 24-85mm。キヤノンは未だかつて買ったことも使ったこともない。ペンタックスは郷秋<Gauche>のカメラ事始めで、SPとSLを愛用した。ソニー/ミノルタは大昔、SRT101を使ったことがあった。ところでNikon/D90+AF-S 24-85って、いつのまに?!
しかし、びっくり驚くのは3位以下の占有率ある。ペンタックス20.1%、オリンパス13.6%、ソニー11.6%と続いているのだが、「BCNランキング」による今年上半期の(販売)シェアとは、その占有率がかなり異なっているのが面白い。以下は「BCNランキング」による今年上半期の(販売)シェアである。
1位:ニコン 34.0%
2位:キヤノン 31.4%
3位:パナソニック 10.9%
4位:ペンタックス 7.8%
5位:オリンパス 7.7%
6位:ソニー 7.5%
注:「BCNランキング」の調査は「レンズ交換式デジタルカメラ」におけるものなので、所謂「デジタル一眼」及び極少数だがレンジファインダー形式のデジタルカメラや中判以上の一眼レフも含まれている(はず)。
注にも書いたように「BCNランキング」による調査には所謂「デジタル一眼」が含まれることからパナソニックは3位に入っていることを除けば順位そのものは「デジカメWatch」と変わらないのだが、大きく違うのは上位2社が下げ、下位3社があげる占有率である。特にペンタックスとオリンパスは「デジカメWatch」の調査では「BCNランキング」の倍以上の占有率となっているのが面白い。
しかし、二つの調査による占有率の乖離の理由は容易に思いつく。DSLRを、特に新たに購入しようと云う人の多くは、メジャーであるニコンあるいはキヤノンの製品を購入するが、(多くの場合)それぞれのメーカーに対する特別な思い入れはないから「デジカメWatch」のサイトを見たり、ましてやシェア調査に自ら協力したりはしない。一方、ペンタックスやオリンパスと云う、DSLRとしてはマイナーなメーカーの製品を選択するユーザーは、それぞれのメーカーの熱心なファンであり、折あらば自分のDSLRのメーカーを応援したくなってしまう、言わば確信犯的ファンであるのである。
考えてみれば膨大なレンズ資産など巨大なSLRシステムの総合力を考えた時、ニコンとキヤノンの2社に寡占化される可能性のあるDSLRマーケットであるにも関わらず、熱心なファンに支えられて善戦いるペンタックスとオリンパスは幸せであると云えるだろうな。クルマで云うならば、かつてのホンダとスバルがそうであった訳だが、ホンダはいち早く第三グループから抜け出して日産を追い落とすまでになった。はてさてDSLRの世界ではどうなることやら、2011年が楽しみである。
今日の一枚は、郷秋<Gauche>が持っているカメラ、3つのブランドを代表して左からRICOH/GX200、OLYMPUS/E-P2+17mm F2.8、Nikon/D90+AF-S 24-85mm。キヤノンは未だかつて買ったことも使ったこともない。ペンタックスは郷秋<Gauche>のカメラ事始めで、SPとSLを愛用した。ソニー/ミノルタは大昔、SRT101を使ったことがあった。ところでNikon/D90+AF-S 24-85って、いつのまに?!
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