ThinkPadリフレッシュ計画

 郷秋<Gauche>がもう長いことIBMのThinkPadを愛用しているのは、有名な話だ。仕事用には別なThinkPadをもう1、2台必要に応じて使っているけれど、メインに使っているX31は毎日持ち歩いて仕事からプライベートまで、1日平均16時間休みなしにもう2年も酷使している。

 Windows XP、1.3GHzのMobil Pentiumだけれど、無線LANも内蔵しているしメモリを512MBに増設、HDDも入っていた20GBを80GBのものに取り替えているので画像も静止画しか取り扱わない郷秋<Gauche>には十分なスペックだ。そうは言いながら毎週末には写真のデータが1GBづつ増えていくので内臓のHDDはいつも満杯。ただし定期的に外付けHDD(これもモバイルタイプ)にバックアップをとっていくので特に問題はない。

 問題はと言えば、2年間朝から晩まで酷使し続けたキーボードがすっかり傷んでしまったこと。キーのトップがすっかり磨り減ってテカッてしまっているのだ。勿論キーボードの機能にはまったく異常はないので使用上の問題はないのだが、キーのテカリは使い込まれたと言うよりは、いかにも古々しい感じがしてイマイチなんだな。

 そこで、思い切ってキーボードを交換してみることにした。世の中にノートPC数あれど、こんなことがいとも簡単に出来てしまうのはThinPadの他にはそうはないはずだ。PCの裏のネジを4本外すとキーボードは簡単に外すことができる。そこにパーツとして取り寄せたキーボードユニットを取り付けて外した4本のネジを締め付ければOKだ。作業時間はわずか3分。



使い古したキーボード。写真ではわかりにく
いかも知れないけれど、特にAIUEOとEnter
キーのトップがピカピカに光っている。他人
のPCだったら絶対に触りたくないな。

 キーボードが新しくなっただけでまるで新品のように生まれ代わったThinkPad。もともとThinkPadは伝統的にキーボードにカネをかけているからそのタッチは抜群なのだが、鈍く光る新しいキーを叩く感触はなんともいえない。これであと2年は使えそうだぞ。メデタシ、メデタシ。
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