福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

夕暮れ

2017-01-19 | できごと

まだ午後6時ですが冬の夕暮れ前。
とはいえ、日本のなかでは日没は遅い地域の福岡。
確か10月頃稚内に行った時は、午後3時ころから暗くなっていたのを思い出しました。





今日は休診日でしたが、平日夕暮れを見ると、今日も平和に仕事が終わったな~と、ほっとさせる景色。





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公園の冬景色

2017-01-19 | できごと

大濠公園のウォーキング。平日ですし、季節もあって人は少なめ。
このあたり、最近中国系の観光客が多いのかな?









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ウメ サキハジメ

2017-01-19 | できごと

少し寒さは緩んだのかな。休診日の今日は久しぶりに大濠公園舞鶴公園あたりをウォーキング。
断酒も含め、すっきりせねば。
例年1月下旬になると舞鶴公園では梅の花が開花しますので、今年もそろそろ?と思い、行ってみました。














開花はボチボチというところ。
例年真っ先に咲いている枝があって、日当たりなどの関係もあるんでしょうか?
今年もそうでした。






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今日もお得で美味しい

2017-01-18 | できごと

久しぶりにレギュラーで木曜日曜が休診の週。
休日前の今日は、友人のN氏とふたり新年会。もともとN氏の知り合いも一緒に新年会をという予定でしたが、先方が都合が付かず、待ちきれずに今日の新年会となりました。
私が過去最も通っている海鮮居酒屋「つき丸うみ」に、診療後、午後7時半に現地集合。





数日前から、ちょっと身も心もすっきりしようと思い断酒中です。
こんな刺身があるのにお酒が無いとはどういうこと? と言わず美味しく頂きました。
これで2000円弱のお値段で、イカ刺しのあとづくりで塩焼きとか天ぷらも付きますので、川崎市在住のK先生に、かつて「これはどうにかしてる」と言わしめたのも無理はない。
N氏とは毎度まじめな仕事とか経営の話になるんですが、異業種でもあるし気になることはありません。
なぜか友人と呼べるN氏です。




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癖が出っ歯をつくる

2017-01-18 | 歯並び、矯正の話

出っ歯(上顎前突)とか受け口(反対咬合)の場合、上唇下唇の強さというか緊張度、鼻呼吸口呼吸、舌の上下前後の位置といった、ひとりひとりが持っている個性との関係がみられるのが普通です。
鶏と卵の関係ではありませんが、上の歯が出っ張っているから上唇がぼ~っとしているのか、ぼーっとしているから出っ歯なのか? と言う感じですが、簡単に言えば両方が悪い意味でシンクロしています。
出っ歯系の患者さんで割と診られるのが下唇を噛む咬唇癖。全体矯正をしている中高生の患者さんでも結構みられるので、指しゃぶり癖と違って乳幼児期のみの問題ではありません。でも、出っ歯をつくる悪影響はどちらも同様です。
出っ張ると口を閉じにくくなって、さらにぼーっとなって悪循環になります。
永久歯が出て間もない時期の小学生頃この癖があると、その後の成長も手伝って、すっかり出っ歯系になってしまいます。
意識して口を閉じるとか唇を噛む癖をストップすれば矯正治療にまで至らなくて済むこともあります。
歯並びかみ合わせと周囲軟組織との関係は深いんですよ。





中学生の患者さんです。口を閉じることができず、ある程度閉じると下唇が上下前歯の間に入ってしまいます。当然下唇は思わず噛んでしまう形態。
個人の成長パターンもあると思いますが、成長期に上の歯並びが前方に発育移動して、奥歯の噛み合わせからズレている状況でした。
このような患者さんでは、矯正治療終了後も咬唇癖に注意です。後戻りの原因になります。




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今更ですがフッ素の話

2017-01-17 | フッ素について

むし歯予防に何がナンバーワン?と尋ねられたら、答えはフッ素の使用です。
最近の歯科関係のパンフレットで、かつてライオンの研究室に勤務されていた中島先生の記事を見つけました。
大学勤務時代に、九州大学歯学部ではJICA(国際協力機構)とコラボした歯学教育コースを設けていて、途上国歯科医師の教育を行っていました。
当時私はそのコースのサブリーダーで、コースの研修旅行の引率もしていました。訪問先のひとつが浜松にあるライオン歯科研究所で、その折に中島先生のフッ素関係の講義も聴いたことがありました。





歯科医院での高濃度フッ素の塗布はフッ化カルシウムが生成されて、それが徐々にフルオルアパタイトを形成するという2段階で長期の効果が期待されます。
フッ素入り歯みがきとかフッ素ジェルは濃度は低いのですが、毎日使用することでフルオルアパタイトが形成され、特に虫歯初期の段階にストップするとか元に戻るとかの変化、すなわち再石灰化効果があります。
むし歯で歯が溶けるのを脱灰といいますが、虫歯の進行は脱灰と再石灰化のバランスと言えます。脱灰バランスが大きいとむし歯は進行するし、再石灰化バランスが上回ると元に戻ったり、進行がストップします。ただ、脱灰より再石灰化スピードの方が遅いので、フッ素ジェルとか歯磨き剤でフッ素を供給する頻度を増す必要はありますね。
当院でも多くの患者さんで経験していますが、初期虫歯の段階で発見し、フッ素の使用を考慮した環境変化を図ると、虫歯の治療には至りません。
むし歯があったら即治療とか、初期虫歯を経過を観て、進行したら治療しましょうというのは昭和とか20世紀の話だったと、個人的には思っています。
むし歯はまずストップというのが常識になるといいのですが。






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高級烏龍茶は緑茶に近い?

2017-01-16 | できごと

代診のH先生が週末にちょっと台湾に行ってきたそうで、お土産を頂きました。
ちょっと台湾、ちょっとシンガーポールと言う感じで、福岡~アジアというのは、気持ち的にも近いですね(福岡もアジアですが)。
個人的にはちょっとであれば、上海とか香港でご飯をというところでしょうか。
それはさておき、高級烏龍茶と言えば「高山烏龍茶」。早速飲んでみましたが、やはり緑茶に近い爽やかで上品な香りと味。
緑茶、烏龍茶、紅茶は基本茶葉は同じですから、高山烏龍茶は発酵度が浅いということでしょうか? それか、高級な茶葉でしたら通常発酵させても、元の茶葉の香りが残る、と言うこと?





緑茶、烏龍茶の境を超えて、シンプルに美味しいお茶と言えます。






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寒いけど

2017-01-16 | できごと

ここ数日、冬らしい寒さですね。週末はセンター試験がありましたが、特に東日本では雪に伴うトラブルはどうだったんでしょう?
我が次男もセンター試験でしたが、結果はともかく無事受験はできました。先もありますので、一応ファーストステージ終了というくらいですよね。
寒さと言えば、患者さんでロシアに留学しているMさんによると、ちょっと前に大寒波がやって来たそうで、マイナス30度だったとか。
私の経験でも、NYの冬でマイナス15度くらいでしたから、想像できない気温です。





寒いけど、天気はほぼほぼ良好なので、空気が引き締まった感じではあります。
大名、紺屋町、朝の空。





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奥歯の噛み合わせが重要

2017-01-14 | 歯並び、矯正の話

中学生の患者さんで、上の前歯の出っ張りとデコボコが気になるという矯正相談でした。







出っ張りは噛み合わせが深いこととも関連していますが、奥歯の噛み合わせが良好ですから、永久歯の抜歯は行わず改善できます。





1年半以上かかりましたので、当院では、やや時間がかかった患者さんです。
噛み合わせが浅くなったのはお分かりと思います。





その分、前歯の出っ張りは改善されました。
この患者さんは慢性の鼻疾患があって、口がやや開いている傾向があります。
元々の出っ歯の原因もこのことと若干関連があるでしょう。
治療終了直後は良好な状態ですが、保定期間を長くするなどして、できるだけ後戻りを最小限にする工夫が必要かと思います。



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歯並びと噛み合わせ

2017-01-13 | 歯並び、矯正の話

矯正治療や咬合育成治療では、もちろん歯並びは改善しますが、同時に重要なのが噛み合わせです。
患者さんサイドでは通常前歯部分の見た目が気になりますので、前歯のデコボコが気になるという相談が最も多いと思います。
嚙み合わせについては、やはり前歯部分で分かる、出っ歯(上顎前突)と受け口(反対咬合)の相談が代表的です。
治療的には歯並びを良くするのは簡単ですが、実際には歯並びを良くしながら噛み合わせも良くすることが必須です。
簡単に言えば歯並びを良くしても噛み合わせが不安定でしたら、治療後の後戻りが大きくなるということです。





久しぶりに虫歯チェックと予防で来院した患者さん。成長期に入った小学高学年です。
ぱっと見には、上の前歯の隙間とか向かって左側の犬歯が外側から生えているのが気になります。
問題がそれだけであれば、上の歯のみブラケットを付けて、前歯の隙間を犬歯のデコボコスペースの解消に使えばいいので、簡単です。
上下の真ん中も一致していくでしょう。




ところが実は問題ありなんです。
この患者さんは下の前歯2本が先天的に欠如しています。
そして奥歯の噛み合わせを診ると、ほぼ1本分下が前に位置している嚙み合わせです。
つまりこの患者さんは骨格的に受け口だと言えます。そのような場合、前歯の噛み合わせも浅く、前歯で噛みあっているかな?という状況も伴います。
もし下の前歯があと2本揃っていたら、下の歯並びはもっと大きく、しっかり逆の噛み合わせであろうことが想像できます。




ちなみに、反対側の奥歯は噛み合わせは良好ですが、5番目の歯(第2小臼歯)がスペース不足で完全に埋まっている状態です。
その分奥歯が前方移動して、皮肉なことに噛み合わせは良くなっています。
この患者さんはどうするか?
数年間は成長期ですので、受け口傾向の悪化が考えられます。成長期の下顎発育を阻止することは基本出来ません。
悪化したとしても敢えて成長変化をみて、安定してきたら、その状況に応じた治療計画を選んで行うのが賢明です。
骨格的に下顎前突傾向がある場合、特に成長の見守りが重要になって来ますし、歯並びより噛み合わせの改善の方が遥かに考慮を要し、難しいと言えます。






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