患者さん向けで待合室雑誌ともいえる、月刊のNICOという雑誌があります。毎月特集形式のトピックがありますので、チェックして当院の診療内容と近い内容のものは購入して待合室に置いています。例えば入れ歯特集の場合などは購入していません。
最新号で、「不正咬合を予防しよう」というコーナーがあって、叢生(歯並びデコボコ)、過蓋咬合(かみ合わせが深い)についての記事がありました。不正咬合の予防についての本も出版されている歯科医の先生が執筆されています。この本は歯科関係の本では結構売れているそうですが、少なくともNICOの記事は若干疑問あり、です。
最近不正咬合が増えているとか、叢生は顎が小さいから発生しており、よく噛むことで改善していくようなことが書かれています。実際に子ども達の顎や歯の大きさを測った研究はそれほど昔からあったわけでなく、せいぜい数十年前です。確か小児歯科学会が最近のデータを出して30年前と比べたところ、顎の大きさは変わらず、歯がわずかに大きくなっているという結果でした。
縄文時代の人骨が、かなりがっしりとして親知らずまですっきり生えているものが多いことから、長い時代の中で顎は小さくなってきたとは言われています。
しかし、食生活が著変した最近のデータで変化がないというのは、顎発育には環境の影響は大きくないということではないでしょうか。
叢生の患者さんでは、顎が小さいというよりも歯が大きい人が圧倒的に多いということは、実際の調査研究データから出ています。もちろん、当院の患者さんの結果でもそうです。
過蓋咬合の予防や改善については姿勢との関係も書いてあって、姿勢正しく、よく噛んで食事を摂るということは健全な発育のためには重要と思いますし、大いに賛成なのですが、それで不正咬合まで改善されるのかな~?
私の勉強不足? 誰か詳しく内容とその裏づけを教えて下さいな。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
http://www.futatsuki-dental.com/
栢野さんと言えば、中小企業コンサルタントとして知る人ぞ知る存在ですが、私にとっては子ども達同士がサッカーを通して仲良しであるということです。
昨年度は家族でほぼ1年かけて世界一周旅行をされ、その間我が家ではブログを見たり、メールのやりとりをしていました。栢野奥さんの方が、子ども達の旅行日記と各地での写真を編集して、少し前に本を出版されました。
先日ネット本屋さんの大手、Amazonからメールが届いて、タイトルに栢野というのがあるので、開いてみると今度は栢野さんの最新刊でした。早速Amazonにオーダーして届きました。タイトルは「弱者の戦略」。
わが子ども歯科もある種の中小企業。何か参考になる内容、元気が出る内容がありそうですが、苦労人の彼にとっては私達のレベルの苦労などマイナーなものかも知れません。
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この秋も子ども会関係の行事がいっぱいなのですが、週末は大名小学校と隣の公民館を利用した校庭キャンプを催しました。小学校児童40名以上の参加でしたので、全校の半分は参加してくれたことになります。土曜午後からでしたので、仕事の昼休みに大名小学校に行ってみると、子ども達はまず「おおなわとび」の練習をしていました。地域の体育振興会のメンバーの方々、そして学校の先生もみえて、校長先生自ら、大縄の回し手をされていました。
子ども達はその後、隣の舞鶴小学校のドッジボールチームと親善試合、夕食のカレー調理、公民館でのビンゴ大会などをして9時過ぎには一応消灯。公民館での宿泊となりました。安全管理上、大人の付き添いが必要ですので、子ども会育成会委員と保護者の方数名で一緒に宿泊です。
消灯時間後は校庭の隅っこのスペースで大人のお疲れ様会。地域の方からの差し入れもあって、一部朝方まで飲み食い、話していたグループもあったようです。
子ども達は朝のラジオ体操後、「ボンジュール」のパンと牛乳、そしてソーセージ&オニオンスープの朝食後解散でした。
日曜は福岡市を中心とした小児歯科医の集まり、福岡小児歯科集談会の総会&講演会でした。今までこの会の役員をさせてもらっていたのですが、成り行きというか、次期会長に推薦されてしまいました。歴史のある会で、多くの先輩方もメンバーですのでちょっとプレッシャーがかかります。
講演会は最近注目されているコンポジットレジンによる修復です。コンポジットレジンは歴史的には前歯のむし歯に対する詰め物でしたが、材料自体が丈夫に綺麗になってきたのと、歯との接着が良くなってきて、より歯の色に近い詰め物になり、奥歯の銀歯に替るものになりつつあります。また大きい虫歯で以前は型をとって被せていたものが、その日のうちに詰めて治療終了となります。もうひとつの大きな利点は、歯を削る量が最小限で済むということです。
私も大学勤務時代はレジンの研究をしていましたので、この分野には大いに興味があります。また、保護者の方々の時代はむし歯も多く、奥歯の治療と言えば銀歯でしたから、子ども達にはできれば銀歯でない治療で・・・と希望される場面は多々あるのが現状です。
最新情報と治療の質を上げる色々な技術等、今後この分野を自分の臨床の中で進化させていくうえで、参考になりました。
講師自ら、模型を使って治療方法をデモンストレーションしてもらい、分かりやすい講演でした。
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子ども達はその後、隣の舞鶴小学校のドッジボールチームと親善試合、夕食のカレー調理、公民館でのビンゴ大会などをして9時過ぎには一応消灯。公民館での宿泊となりました。安全管理上、大人の付き添いが必要ですので、子ども会育成会委員と保護者の方数名で一緒に宿泊です。
消灯時間後は校庭の隅っこのスペースで大人のお疲れ様会。地域の方からの差し入れもあって、一部朝方まで飲み食い、話していたグループもあったようです。
子ども達は朝のラジオ体操後、「ボンジュール」のパンと牛乳、そしてソーセージ&オニオンスープの朝食後解散でした。
日曜は福岡市を中心とした小児歯科医の集まり、福岡小児歯科集談会の総会&講演会でした。今までこの会の役員をさせてもらっていたのですが、成り行きというか、次期会長に推薦されてしまいました。歴史のある会で、多くの先輩方もメンバーですのでちょっとプレッシャーがかかります。
講演会は最近注目されているコンポジットレジンによる修復です。コンポジットレジンは歴史的には前歯のむし歯に対する詰め物でしたが、材料自体が丈夫に綺麗になってきたのと、歯との接着が良くなってきて、より歯の色に近い詰め物になり、奥歯の銀歯に替るものになりつつあります。また大きい虫歯で以前は型をとって被せていたものが、その日のうちに詰めて治療終了となります。もうひとつの大きな利点は、歯を削る量が最小限で済むということです。
私も大学勤務時代はレジンの研究をしていましたので、この分野には大いに興味があります。また、保護者の方々の時代はむし歯も多く、奥歯の治療と言えば銀歯でしたから、子ども達にはできれば銀歯でない治療で・・・と希望される場面は多々あるのが現状です。
最新情報と治療の質を上げる色々な技術等、今後この分野を自分の臨床の中で進化させていくうえで、参考になりました。
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昨日診療終了後のミーティングでは、丁度雨も激しく、「台風が来そうだから、明朝の通勤は云々・・・」と話していたのですが、一夜明けてみれば台風はどこへやら、爽やかな初秋の朝。
若干雲が出ているからこそ、空の蒼さが引き立ちます。
単純に気持ちがリフレッシュしそうな今日、10月1日。
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