家族的にも受け口傾向がある患者さんです。
上下永久歯前歯が出揃った状態で、上の前歯2本と下の4本が逆に噛んでいます。噛み合わせが深いので、噛むと下顎が前方に誘導されるような状態で、さらに下の前歯が前方に傾斜しています。
受け口すなわち反対咬合は、上の前歯を前方に押し出して改善することが多いのですが、この患者さんの場合は下の前歯が前傾している要素が大きいので、下の前歯が内側に移動するような装置を使いました。
3か月後に改善、その後噛み合わせが安定するのをそのまま2か月待って、装置を外して経過を観ることにしました。
反対咬合は顎の大きさ、発育などとの関連があるのですが、下顎の前方へのズレがある場合、特に早期の治療が有効です。
もちろん、以降も顎の発育や噛み合わせの経過観察は必要ではあります。
ビフォー、アフターの様子です。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
http://www.futatsuki-dental.com/
最新の画像[もっと見る]
- 大相撲九州場所初日 11時間前
- 大相撲九州場所初日 11時間前
- 大相撲九州場所初日 11時間前
- 大相撲九州場所初日 11時間前
- 唯一無二 Classico 23時間前
- 唯一無二 Classico 23時間前
- 旅に行きたくなる 2日前
- フリーマガジンで新世代JAZZを知る 2日前
- Mac はスリープでOK? 4日前
- Mac はスリープでOK? 4日前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます