最新歯ブラシ

歯科医院専用歯ブラシなるものがあります。歯みがき剤もその類がありますが、どちらも市販のものよりはさすがに工夫されていますね。その分若干値段が高いのはいたしかたないでしょう。
先日の障害者歯科学会の業者さん展示ブースで発見したのが円柱型の歯ブラシです。あらゆる方向で磨けるため、結果的に歯垢の取れ方が有意に良好という結果が得られています。また、細い毛が通常の歯ブラシの10倍植毛されているそうで、歯だけでなく、歯ぐき、舌や他の粘膜部分も清掃可能なので高齢者の方の介護時の口腔ケアにより適しているでしょう。
我が家の子ども達も面白がって、希望者は後日サンプルを送りますというのを無理やりその場で貰っていました。最近自宅で好んで使っており気に入っているようです。
また2段植毛といって毛の長さを2段にして、細くて長い毛の方が歯間や歯ぐきのなかに入るように考えられたものです。これは歯周病予防を考えて設計された歯ブラシというわけ。
もうひとつ、歯ブラシの先の部分に尖ったブラシ部分を付けて、歯間の歯みがきに有効なシングルタフト歯ブラシの役割を兼ね備えたものも最近業者さんが紹介にみえました。

 
左のパンフが2段植毛で毛は細く軟らかめ、歯周病対応の歯ブラシです。実際使ってみると歯間や歯ぐき近くがよく磨けます。
右は毛の部分が円柱型の口腔ケアブラシです。