このお盆休みの期間、私は職場の大整理整頓をしていました。捨てるものもかなり多かったのですが、そのなかでふと昔のものをみつけたりしますね。
以前NHKで「仕事学のすすめ」という番組がありました。その時、大久保恒夫さんが出演した回が印象に残って、テキストを買いました。3年近く前のことです。
整理整頓をひとりで黙々とやるのもつらいので、ネットで大久保恒夫さんを検索して、かつて彼が大手スーパーの社長だった頃に「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演した動画を観てみました。
彼は大規模な会社を動かして再生するということをやってきた人ですが、基本的考えは歯科医院のような小さな集団でも通用するんですね。
私にとってこれだ、というのは挨拶を徹底する、そして自分で考え行動する人を育てる、ということです。
開院して間もない頃はそこまで忙しくありませんので、院長自ら動くだけでも進んでいきます。ですから医院の雰囲気も院長主体のものになります。
ところが患者さんが増えてくるとそうもいかない。スタッフに任せられる部分は任せて、よりチームで働くという意識が必要になりますし、医院の雰囲気もそこで働く皆がつくっていくものになります。
私の場合、任せることで、いかにスタッフに能力があるかを教えてもらいました。そうなると一緒に働くのが楽しくなります。
長くはありませんが、そういう歴史があって現在に至っていると思います。「育てた」という意識は全くないのですが、いつの間にか勝手に進化したような? 不思議です。
そして、子育てに関してもいつの間にか、「子どもたちが自分で考え行動する」という考えで付き合うようになっている自分に気づきます。
皆の自己実現って何? 自分の自己実現って何? という質問。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
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