今日は福岡県歯科医師会主催の医療管理講習会が開催され出席しました。
歯科医師会会員ですと結構色んな講演会、講習会の案内が来るのですが、今回は「予防を中心としたスタッフ主導型の医院の作り方」という内容に惹かれて参加した次第です。
演者はもともと福岡出身ですが、大阪で開業されている坂井先生。多くのスタッフとともに活気ある歯科医院経営をされています。
私も開業した当初から予防を中心にやっていきたいというコンセプトはありましたが、スタッフ主導がいいな~という気持ちを持つようになったのは数年してからでした。そして最近は益々そのような確信を持つに至っています。
このことは経営という部分もありますが、日々の仕事で社会貢献をしつつ、皆で楽しく元気に働くという、カッコよく言えば「仕事の流儀」だと思えます。
今日の講演は、自分のこの考え方を再確認でき、さらに進化するヒントをもらったお話でした。
何しろ来院予約の電話連絡を受けて、特に土曜日や長期休暇中の時期など、どうしてこんなに隙間なくきちんと予約管理ができるの~? と受付には感心します(ある種の感動)。予防が中心の当院では予防のプロフェッショナルは歯科衛生士ですから、当然働きも中心になります。矯正治療では装置のワイヤー外しや歯のクリーニング、ワイヤー交換後の再セットなど歯科衛生士ができる仕事で、技術的には歯科医師を上回っているはずです。私の仕事は装置やワイヤーの調整、治療の進捗状態を把握して次のステップを考えるディレクターみたいなものです。
これでスタッフ主導にならないはずはありませんね。ただ主導というだけではなく、スタッフが生き生きと働けるような環境作りをすることが院長の役割でしょう。
雨や雪は降らないかったけれど、風が強めで寒い1日でした。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
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