福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

むし歯予防のための歯磨き剤

2014-03-05 | 歯みがきのこと

歯磨き剤でむし歯予防って当たり前でしょ、とお思いでしょう。
歯磨き剤をむし歯予防により有効に使用する方法をお話します。
歯磨き剤は発泡剤や研磨剤が含まれており、歯を綺麗にするのには洗濯で洗剤を使用するごとく、もちろん役にたちます。
それ以上に歯磨き剤でむし歯予防に役立つのは、フッ素入り歯磨きのフッ素です。
フッ素入り歯磨きが普及していなかった時期では、とにかく綺麗に磨くと言うのが重要で、歯磨き剤を少なめにして良く見える状態で磨きなさい、とむしろ歯科医師や歯科衛生士が指導していました。





時代はかわって、むし歯予防には歯磨き以上にフッ素を上手に使うのが重要である、ということが分かってきました。
したがって、歯ブラシに付ける歯磨き剤は年齢にもよりますが、以前より多目。そして歯磨きをした後はうがいは控えめ(うがいをしなければさらに効果的)です。
歯磨き剤のフッ素含有は日本では1000ppm未満と決められており、950ppmあたりの製品が多いようです。
ただしフッ素ジェルと呼ばれるものは市販品は100ppm程度で効果は期待できませんので、歯科医院専用のフッ素ジェル(歯磨き剤と同等のフッ素含有)の購入と使用をおすすめします。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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