デンタル・トリビューンという歯科新聞があってその日本語版のヘッドラインニュースです。
私も以前ちょっと働いたことのあるニューヨーク大学歯学部のなかの歯周病学分野のDR.Corbyの最新論文です。
臨床的比較研究で客観性が高い双生児を対象にした研究で、歯みがき+歯磨剤の被験者と歯みがき+歯磨剤+フロスの被験者ではわずか2週間後の経過でも有意に歯周病菌の数に差がでたというものです。もちろんフロスを使用したグループのほうが細菌数が減っているわけです。
歯周病の発現は、歯周病菌に加えて個人の免疫の要因も含まれ、むし歯よりも複雑ですが、現実的に予防するとなると歯周病菌を減らす、すなわちプラークコントロールになってしまうわけです。
当院でも保護者の方々の歯周病評価と処置、予防などを行っていますが、ほとんどの患者さんに必要だな~と思うのはやはり歯間の清掃です。歯科衛生士と一緒にフロス、1本歯ブラシ、歯間ブラシなどの効果を説明したり実地指導をしています。
臨床で重要だろうと思って実行していることが、このような論文で裏づけされると、より確信をもって患者さんに指導ができますね。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
http://www.futatsuki-dental.com/
私も以前ちょっと働いたことのあるニューヨーク大学歯学部のなかの歯周病学分野のDR.Corbyの最新論文です。
臨床的比較研究で客観性が高い双生児を対象にした研究で、歯みがき+歯磨剤の被験者と歯みがき+歯磨剤+フロスの被験者ではわずか2週間後の経過でも有意に歯周病菌の数に差がでたというものです。もちろんフロスを使用したグループのほうが細菌数が減っているわけです。
歯周病の発現は、歯周病菌に加えて個人の免疫の要因も含まれ、むし歯よりも複雑ですが、現実的に予防するとなると歯周病菌を減らす、すなわちプラークコントロールになってしまうわけです。
当院でも保護者の方々の歯周病評価と処置、予防などを行っていますが、ほとんどの患者さんに必要だな~と思うのはやはり歯間の清掃です。歯科衛生士と一緒にフロス、1本歯ブラシ、歯間ブラシなどの効果を説明したり実地指導をしています。
臨床で重要だろうと思って実行していることが、このような論文で裏づけされると、より確信をもって患者さんに指導ができますね。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
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