福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

出っ歯系の矯正治療

2017-08-28 | 歯並び、矯正の話

高校卒業してから矯正治療を始めた患者さん。
以前から当院に定期健診で受診していて、将来的には矯正治療をした方がいいよな~、と思っていた患者さんでもあります。














奥歯の噛み合わせがズレて、前歯部分の噛み合わせが深い。
上の前歯が前傾してバラけ、下の前歯は若干デコボコ。ある種の典型です。
奥歯のズレは成長が終了したこの年齢では、ある種顎の中では安定した位置に落ち着いて、こうなっているとも言えます。
言い換えれば、この噛み合わせの方が将来的には安定度が高いとも言えます。
骨格のある程度の不調和を、歯の移動で補って治療することになりますので、上の両側第1小臼歯は便宜的に抜歯しました。














噛み合わせが深い問題の改善に若干時間がかかり、2年2か月後で終了。
この後、保定装置の使用が1年半~2年ありますが、とりあえず、おめでとうございます。
上下唇を自然に閉じることができ、審美的にも改善が大きい例です。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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