福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯肉炎の問題

2010-06-08 | 歯周病の話

小児歯科で来院する子ども達の保護者の方々を診療して感じることは、大人になった時点でむし歯と歯周病の問題が大きくないと、歯科は予防が中心で、あまりいやな処ではないだろうということです。いわゆる、歯で苦労するということが無いわけですから。
小児の時期に定期的な健診や予防処置、指導を受けてもらうのは非常に良いのですが、これが中学、高校で継続するか否かが、大人になってからの差になるように思われます。
この時期に特に歯の生え際や歯間にむし歯が多発する人がいます。また、歯磨をサボっていて歯ぐきの腫れ、すなわち歯肉炎が明らかになる時期でもあり、その延長で成人型の歯周病、すなわち歯周炎へ移行しつつある人もいると思われます。
当院でも、予防歯科をやっていてなかなか難しいのがこの時期です。この時期が何とかならないかな~、というのは歯科に関わらず皆のテーマではないでしょうか。
先日の「福岡市民の歯を守る集い」の展示コーナーで、中央区大名に事務所を置くNPO法人ウェルビーイングが、小学校高学年~中学生をターゲットのした歯科健康教育グッズを作成しているのを見つけました。ウェルビーイングといえば、随分以前、私も会員だったのですが、全国的にもメジャーな予防歯科を推進するグループです。
この健康教育グッズを何とか当院でも役に立てて、私のジレンマを解消したいのですが。








ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
                           http://www.futatsuki-dental.com/

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