珍しく、ワタシの前にレッスンがなかったようで教室からオーケストラの響きが…。
先生、CD試聴中?もしくは休憩中?
入室許可デス。
「あ、この曲聴いたことあります。モーツァルトですね?!」
知ったかぶりをする生徒。
「いえ、ハイドンです。」
ガ~~~ン、大ボケでしたかっ!
大ボケ生徒はこんな時、ひるむことを知りません。
「モーツァルトは確かハイドンに習ったんですよね?」
我ながら、とっさに何でこんなことを言い出すのかワケワメ。
ひょ、ひょっとして負け惜しみ?
「・・・・ベートーベンはハイドンに習ったけど、モーツァルトは違うと思います。」
ハ~、恥の上塗り。
しばらくしてチェロのソロが…。
知らないチェリストのチェロ協奏曲でした。指揮がカザルスだそう。
そういえば1,2入ったマイスキーのCD持ってましたわ。
(流れてたのは2番だったかも。)
でも曲は忘れちゃったみたいね。
「は(ん)なちゃん」のYouTube部分以外は。
ところで・・・
ふと気がつけば、今の先生に習い始めて、いつの間にかジャスト2年。
(その前に半年ほど2名の先生につきました。)
月2で今回48回目です。
先生、それを聞いて大層驚く。。。 どういう意味でしょう。
先生に感謝と労いの言葉をそれなりに。
この、“2年”が災いしたのかエラク厳しいレッスンになりました。
2年も教えているのなら、もっとハードル上げなくては、と思われた様子。
聞けばチェロを習っている女性は、はるかに若い方ばかり。
中年向きハードルでないと転びますけど。
今回、重大イエローカードも出されました。
何度も執拗に同じ失敗を繰り返すワタクシに困り果て、この際、ぶっちゃけ言わせてもらいます、と先生。
「説明が終わるか終わらないうちに、ウン!わかった!わかった!(物真似付き。そんなことワタシ言ってませんけど…)みたいに、すぐに弾き始めるクセがあります。
話を最後までちゃんと聞いて、自分でイメージしたり考えたりして一呼吸置いて弾くようにして下さい。」
うわっ、猛反省!
録音をいつも聞いていながら、はじめて気がつきました。
ワタシの耳が、先生の話をスルーして(案外難しいので)すぐにチェロに注意が行ってしまい、ただ闇雲にガシガシ弾いていました。
全然うまく行かなくて、思考停止になっている時です。
先生に大変失礼な態度だし、何もわかってないのに繰り返し弾いても無駄なこと。
そんなに焦らなくても命をとられる訳じゃなし、後で考えると笑い話ですが。
それにしても、前からの習性らしいし、すぐ治せるかしらん。
さて・・・
今回は異例で、前回から1週間しか経ってないので練習が大変でした。
毎週習っている方、尊敬します。
○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian
◎ lesson7(A-dur アードゥア/イ長調)P28
・2オクターブ音階
前回30分もしたので、今回はサラリと流すかと思いきや、そんな甘くはありません。
たぶん2年も教わっているからでしょう。
4個スラーでバランスを崩して、下りがボロボロ。
テンポを落として、やっとなんとか。
20分も経過。
8個スラーくらいまで出来てください。
音階で拡張、ポジション移動が正確にできなかったら、曲もできない!のだそうです。
・練習曲
よくなったところもあります、とのこと。
前回と同じような注意。
切ってはいけないところ、フレージングを修正。
ゆっくり弾かないと外すけど、一応OK。
時間がないので、lesson8は次回にして、スズキへ。
○ マルチェロ ソナタ ホ短調 2楽章を先に。
本当はアレグロなんですが、弾ける速度ということで1回目超ゆっくり。
「後半少しアヤしいところもあるけど、音程も合っているし、かなり良くなってます。
自信を持っていいです。」
と言われ、喜んだのも束の間、少し速度を上げるとたちまち音程にムラが。
鳴ってないと指摘される音も各種。
たとえば並ぶ音符のうち一つだけ移弦の♪、4,3の音などなど。
曲のイメージを考える。どこでどんな音を出すべきか?
いつも同じ出し方ではバツ。
どの音が大切か、音の方向性、メリハリを考える。
全体に軽々しく、上滑り。
●またまた、残り3分で1楽章。
いつも終了間際というのも不調の原因ではなかろうか。
先生、絶句。
生徒「やっぱりまだキビシイですか?」
「、、、キビシイです。」
録音でもはっきりわかった、付点のデタラメさ。
言われるように、CDは何回もリピートで聴いたし、メトロノームを16分音符にして小刻みに部分練習も繰り返した。
これじゃ練習効果が出るまで気が遠くなりそう。
今度はメトロノームと一緒に通して弾く。だんだん早くなる。
次に付点を4回繰り返す小節だけ、メトロノームと合わせてみる。
合わない。1小節の中でも加速する。
メトロノームと練習してくること。
リズム音痴に泣かされます。
最初はゴキゲンで、ベニスの貴族の館を想像しながら練習していたのに、そんな余裕もなくなってきたぞ~。
先生、CD試聴中?もしくは休憩中?
入室許可デス。
「あ、この曲聴いたことあります。モーツァルトですね?!」
知ったかぶりをする生徒。
「いえ、ハイドンです。」
ガ~~~ン、大ボケでしたかっ!
大ボケ生徒はこんな時、ひるむことを知りません。
「モーツァルトは確かハイドンに習ったんですよね?」
我ながら、とっさに何でこんなことを言い出すのかワケワメ。
ひょ、ひょっとして負け惜しみ?
「・・・・ベートーベンはハイドンに習ったけど、モーツァルトは違うと思います。」
ハ~、恥の上塗り。
しばらくしてチェロのソロが…。
知らないチェリストのチェロ協奏曲でした。指揮がカザルスだそう。
そういえば1,2入ったマイスキーのCD持ってましたわ。
(流れてたのは2番だったかも。)
でも曲は忘れちゃったみたいね。
「は(ん)なちゃん」のYouTube部分以外は。
ところで・・・
ふと気がつけば、今の先生に習い始めて、いつの間にかジャスト2年。
(その前に半年ほど2名の先生につきました。)
月2で今回48回目です。
先生、それを聞いて大層驚く。。。 どういう意味でしょう。
先生に感謝と労いの言葉をそれなりに。
この、“2年”が災いしたのかエラク厳しいレッスンになりました。
2年も教えているのなら、もっとハードル上げなくては、と思われた様子。
聞けばチェロを習っている女性は、はるかに若い方ばかり。
中年向きハードルでないと転びますけど。
今回、重大イエローカードも出されました。
何度も執拗に同じ失敗を繰り返すワタクシに困り果て、この際、ぶっちゃけ言わせてもらいます、と先生。
「説明が終わるか終わらないうちに、ウン!わかった!わかった!(物真似付き。そんなことワタシ言ってませんけど…)みたいに、すぐに弾き始めるクセがあります。
話を最後までちゃんと聞いて、自分でイメージしたり考えたりして一呼吸置いて弾くようにして下さい。」
うわっ、猛反省!
録音をいつも聞いていながら、はじめて気がつきました。
ワタシの耳が、先生の話をスルーして(案外難しいので)すぐにチェロに注意が行ってしまい、ただ闇雲にガシガシ弾いていました。
全然うまく行かなくて、思考停止になっている時です。
先生に大変失礼な態度だし、何もわかってないのに繰り返し弾いても無駄なこと。
そんなに焦らなくても命をとられる訳じゃなし、後で考えると笑い話ですが。
それにしても、前からの習性らしいし、すぐ治せるかしらん。
さて・・・
今回は異例で、前回から1週間しか経ってないので練習が大変でした。
毎週習っている方、尊敬します。
○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian
◎ lesson7(A-dur アードゥア/イ長調)P28
・2オクターブ音階
前回30分もしたので、今回はサラリと流すかと思いきや、そんな甘くはありません。
たぶん2年も教わっているからでしょう。
4個スラーでバランスを崩して、下りがボロボロ。
テンポを落として、やっとなんとか。
20分も経過。
8個スラーくらいまで出来てください。
音階で拡張、ポジション移動が正確にできなかったら、曲もできない!のだそうです。
・練習曲
よくなったところもあります、とのこと。
前回と同じような注意。
切ってはいけないところ、フレージングを修正。
ゆっくり弾かないと外すけど、一応OK。
時間がないので、lesson8は次回にして、スズキへ。
○ マルチェロ ソナタ ホ短調 2楽章を先に。
本当はアレグロなんですが、弾ける速度ということで1回目超ゆっくり。
「後半少しアヤしいところもあるけど、音程も合っているし、かなり良くなってます。
自信を持っていいです。」
と言われ、喜んだのも束の間、少し速度を上げるとたちまち音程にムラが。
鳴ってないと指摘される音も各種。
たとえば並ぶ音符のうち一つだけ移弦の♪、4,3の音などなど。
曲のイメージを考える。どこでどんな音を出すべきか?
いつも同じ出し方ではバツ。
どの音が大切か、音の方向性、メリハリを考える。
全体に軽々しく、上滑り。
●またまた、残り3分で1楽章。
いつも終了間際というのも不調の原因ではなかろうか。
先生、絶句。
生徒「やっぱりまだキビシイですか?」
「、、、キビシイです。」
録音でもはっきりわかった、付点のデタラメさ。
言われるように、CDは何回もリピートで聴いたし、メトロノームを16分音符にして小刻みに部分練習も繰り返した。
これじゃ練習効果が出るまで気が遠くなりそう。
今度はメトロノームと一緒に通して弾く。だんだん早くなる。
次に付点を4回繰り返す小節だけ、メトロノームと合わせてみる。
合わない。1小節の中でも加速する。
メトロノームと練習してくること。
リズム音痴に泣かされます。
最初はゴキゲンで、ベニスの貴族の館を想像しながら練習していたのに、そんな余裕もなくなってきたぞ~。
フルフルハウスさんのブログをみつけてから、さかのぼって最初から読ませてもらってからもすでに二年経過している気がします。。。
今回のレッスンの様子を読んで、わたしも心してレッスンをうける生徒として振り返ります。とても勉強になりました。
わたしも、七月末でちょうど二年になります。
反省しきり。
僕はフルフルハウスさんと先生の両方の気持ちが分かります。フルフルハウスは忘れまいとの気持ちから直ぐに弾かれるのでしょう?僕は譲れる時は気にせず、でもここはと思う時は止めます。
先生のペースでなく自分のペースで弾くのが大事です。気にせず弾いたらどうですか?
すごい更新ペースでスゴイ熱意の表れですね。
ひみゆさんのように、論理的に考えるタイプなら、ワタシのように、レッスン中に‘手が先に出る’ということもないと思いますよ。
レッスン中は頭まっ白によくなります。
あらら、どうしましょ。
温厚な先生がちょっとムキ~ッとなられたのでビックリです。
おっとり型の先生とイラチな生徒です。
数打ちゃ当たるとばかり、速攻で弾いていましたね。
それと、‘我関せず’は、オバサンの特徴でもあるのでドキリです。
ますます年を取ってエスカレートするかもしれません。←反省したはずでは?
先生も、なかなか含蓄のあることをおっしゃるのですねぇ。
でもフルフルハウスさんがはやく弾き始めたいお気持ち、分かるような気がしますわ。
理論よりも実践重視ですよねぇ。
(いえ、それはわたしだけかしら?)
レッスンを始められてもう二年経ったとのこと。
わたしが一年間のレッスンを終えて、お休みをはさんで、独学チェロ道に進んでから、やはり二年ぐらいが経ちましたわ。
この先どうなることやら。
きちんとレッスンを受けられて、先生からピシャリと適確なアドバイスをもらえるフルフルハウスさん。
差は開くばかりのようで・・・。
(いえ、それはわたしだけかしら?)
えっ、とっても意外!!!
ふじりんごさんは理論派とお見受けしましたが。。。
実は先生はとても不思議な独特な口下手なんです。
意図を汲み取るのにかなり馴れてきたのですが、
こちらがパニックだと、素通りです。
先生は懸命に何かを伝えようとなさっているのにお気の毒なことです。
>きちんとレッスンを受けられて、先生からピシャリと適確なアドバイスをもらえるフルフルハウスさん。
かなり厳しい教え方に変化してきて、音楽を楽しむことが出来なくなったら困りますよね。
辛いところです。
>差は開くばかりのようで・・・。
ご安心ください。
ある部分、先生も匙を投げるくらい学習能力欠如です。
すぐに弾いてしまうのは、関西人の気質と思われます。(笑)
私も、師匠から「人の話は最後まで聞きなさい!」と何度怒られたことか。。。。。
あ、だめだ~ってあせっちゃうんですよね!
でも、同じ師匠にこう言われたこともあります。
「よく喋るだけあって、チェロでもよく喋る。(口じゃなくて、チェロだけでね。)そのほうが、どう弾きたいのか分かりやすくて、レッスンしやすい。」
私もじゅんさんと同じく、自分をアピールすることに賛成です!!!
(ただ、先生の注意されてることは理解したほうがいいとおもいますが、、、、)
ベルギーからわざわざ?ドシロウトブログへいらして下さってとってもうれしいです
ご結婚披露パーチーといい、旅芸人、いえチェリストの活動といい、まばゆいばかりにキラキラですね。
うっとり~~~
>すぐに弾いてしまうのは、関西人の気質と思われます。(笑)
チェロにも関西人が出ます?
そちらでもバリバリ関西風味ですか?
でも、関西出身音楽家もがんばっていますよね。
こないだのチャイコフスキーの賞もそうですし。
でも音大は本当に少ないですね。
師匠のことを書かれてましたが、アンサンブルで知り合った仲間が、しほさんの母校で一般市民向けのアンサンブルクラスを受講しています。
しほさんの師匠だったりして。。。
ではよく喋るチェロをめざします
もう大丈夫なのでしょうか?
みんな健康でいてくれることがなによりも幸せですよね。
>そちらでもバリバリ関西風味ですか?
そりゃ~、もちろん!!!!
大阪では、関西弁の音楽を学びました(笑)
大阪の師匠(もう退官されてます)には「なにわのデュプレ」とも言われ、、、、
(「なにわのモーツァルト」がキダタローですから、、、、)
スイスの師匠には、音楽のフレーズ上、それから叩き治されましたが、気質はばりばり関西人です。
フランス語には関西弁はあいませんのでね。
ただ、ドイツ語喋るとばりばりの関西弁と言われます。
演奏には本性が、必ず出ます
それに私らの学校出身者って、どこへ住もうと関西弁が抜けない人多いですよ。
東京で神戸弁が聞こえたら、後輩だったとかね。
>スイスの師匠には、音楽のフレーズ上、それから叩き治されましたが、
関西のイントネーションや、治せって?
>フランス語には関西弁はあいませんのでね。
東北弁の方がいいかな。
>ただ、ドイツ語喋るとばりばりの関西弁と言われます。
へ~、ドイツ語は関西風になりやすいのかしら。
イタリア語はいかがですか?
たんと、たんと、食べたりーな。よろしーに。
あかんたーれ。・・・
ナニゲに書きましたが、ひゃ~、しほさんて、いったい何ヶ国語を操るのでしょう
その前に、なんたってチェロが操れるわけですし。。。
関西弁しかできないワタシは…
来年、帰国コンサートですか?
ものすごく楽しみです