熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

抜歯

2010年06月09日 | 健康

昨年、12月にだましだましキープしていた奥歯1本がグラついて、遂に抜きました。
何カ月か経っていらっしゃいということでした。
噛みにくいのも慣れて、放っておいたら抜いたはずの穴から固いものが!
歯が生えるわけもなく。。。あり得ん!

少しずつ、固いものがはっきりしてきて歯そのもの。

両親もお世話になった歯医者さん、愛想もよく温かみのある方なのですが、
もうお年で、どうもお話も手先もおぼつかない感じはしていました。
なので、再診してもらう気にならないまま日が過ぎて。

で、たまたま信号待ちで、入れ歯世代の立ち話を小耳にはさみ、
評価の高い歯科医院の名前を覚えておいて、そこへ行ってみました。
いずれ抜いたところの義歯を作らないといけません。

検査結果は、3本足のような根が全部きれいに残っていました。
足の付け根から歯を折ってしまっただけ。

抜歯とは言わん。
先生は、ほんとうに抜歯したと言ったのか?
信じられない話だと、まるで私が呆けているのか疑っているかのよう。
最近、ドクターショッピングとかいう危ない患者も多いそうで、
どこの医師も身構え姿勢です。
ちゃんと説明し、その時の抗生物質、痛み止めなど投薬リストも見せました。
そしたら、この先生だったら有得ると、その先生をメッタ切りでタマゲマシタ。

また別の歯科医院に、歯周病の専門的な治療に通った経緯も話しますと、
保険もきかずボラレタだけでしょう?とのお言葉。
確かに、余りにも高額で途中でやめました。

ろくな歯科医に見てもらえなかった、哀れな私の歯。

とにかく、この根は抜くしかないと。
いくつになっても抜歯ってイヤなものですねぇ。

前任者が残した根は、ひょっとして抜きにくいかも、と不安が垣間見える先生。
当然ワタシもコワイ。
しかし、手早くすんなり抜いて下さいました。
抜きやすかったのではなくて腕が良いからと強調する先生。
一転して強気です。

腕は良くて安くても、話しが超長いのと、あちこち不潔なのが問題なこの歯科医院。
通うのも忍耐がいります。

先週、老眼が進んでメガネもかえたし、
自分のメンテに忙しく、ガダ兄さんは手抜き。
ぼちぼち毛替えくらいしなくては。
そう、弦も1年半以上交換していません。
ユーロがこんなに暴落して、弦は値下げになったのでしょうか。
と強引にチェロネタで〆。