熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

自主練

2007年03月22日 | チェロ
来れる人だけのはずが、万障繰り合わせて、めでたく5人全員集合。
終に延々5時間!!!

まともに付き合ったら、腕が壊れるので程ほどにしていました。

初回演奏、「弦セレ」はテンポ分裂、そして途中でヘナヘナと崩壊。
ドラ声だみ声、そして砂糖細工のような脆さ。泣きそう。

ワタシも、音程を外すのには動じませんが、他のショックに大変弱かったり。
キーーーーッという超ヒステリックな音が出てしまい、「うわぁ、どうしょう。。」と手が止まる。
エンドピンが滑った時ももちろん。
後半、室温と湿度の変化か、開放弦の音がオカシイ?と気になる時も。

練習中、次々ピシッ、メリッという音。2名のペグがゆるゆるに。
本番でペグが揺るんだりしたら、もう退場しかないですね。

我等が主役、超ベテランVc1様。とっても謙虚で控えめ温厚な方。
彼女の確かな演奏を邪魔して、いつもながら申し訳ない事この上なしです。

Vc1~5と並ばずに、Vc1様を真ん中にアーチ型に並ぶことに。
近くにいて、合図、音とリズムを感じることは影響大なのです。
真ん中で、名進行役とご指導をしてくださいました。
チェロの持ち運び方を教えてもらって、出場、退場の練習も。

皆で、チェックしながら、希望を話しながら、ワイワイ良くしていくのも楽しく、すぐに時間が過ぎます。
ハイドンは強弱を極端につけてみましょうか?ハ~イ!
極端にしたつもりでも、ちょうど良いくらい。
かなりバージョンアップしました。

自主練開始3時間過ぎたころから、調子がでてきて息が合ってくる。
最初と比べたら、ワタシたち4人、別人みたい?
5時間近くなると、集中力がなくなり手の動きも鈍くなったので終了。

長時間丸々見学という奇特な生徒さんがおられ、すごく良くなったと言って下さった。

でも!
当日は、リハーサルはもちろん、練習はおろか音出しすらできないとのこと。
本番1回しかない。
いつものお気楽さで、のびのび弾きます。
失敗したら、最初から弾きなおします。

Vc1様、今月でお辞めになるって!やっぱりねぇ。4月から過激な値上も待ってます。
うなだれるワタシ。