熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

42回目のレッスン(通算59回目)

2007年03月17日 | チェロレッスン
様子見ながら、慎重に練習を再開していたのですが、また腫れがもどって、へこむままレッスンへ。

指の痛みと違って、弾こうと思えば弾ける肘ポイントの痛さなのでそこがクセモノ。
まさに腫れ物にさわる気分でチェロを向き合う日々。

アンサンブルの練習が控えているので、今回もあまり弾かない指導をお願いしました。

○前半は珍しく雑談。
チェロと体の負担について。更年期について。など。
先生は、ボ~っとしているように見えて実はとっても心配して下さっているのかもしれません。
自分の教え方に問題があるのではないかと。。。

思い起こせば、50才直前から腰痛や肩凝りで初診療という経験をしました。
急にガタがくる時期にチェロを始めたわけで、すべてチェロのせいではありません。
それに、個人差が一番大きいでしょうね。
実際、チェロ向きの丈夫な体と手の持ち主ではないのです。
でも、弾きたーーーい。そこを何とか。。。。
ほんと、自分の体にイライラきます。

○構え方を再チェックしていただく。特に問題はなし。
(本番の靴思案中。普段ヒールははかない。)
前から、「新しいチェロ奏法」という本に出ていた、左寄りにチェロを構えるのを先生はお奨めなのですが、ワタシの一刀両断!
「肩幅が狭いから、左に寄せられません!!!」

○後半、実技レッスン。
「弦セレ」の難所をいくつかチェック。
A線4ポジから7ポジの移動、ソ、ラ、シ、ド。
4ポジから5ポジの移動、~ソ、ラー、ファ、ソ、ラ。
まだ、直線的な手の動き。
もっとやわらかく腕、手を動かす。
思いっきりスローモーションで練習する。

シの音程と、シ、ドの音色。
力を入れすぎてヒステリックな音にしない。

全体通して弾くと、今ごろ指使いの誤りを2箇所も指摘された。
(はよゆーてほしかった。)
自分で決めた指使いは、やっぱりアテになりませんわ。
言われるようにすると、俄然音程が取りやすいではないの。
でも、切替の遅い脳は指の記憶を簡単には消してくれません。泣
こんな時は忘れっぽくていいのよぉ~。


ウロウロしていたらこんな記事を見つけました。
3年前の記事なので既にご存知かもしれませんが。
諏訪内晶子さんのご夫君が解説されています。
↓音楽家でない中年にも参考になりました。


音楽家の手も“こわれもの”