令和7年6月18日
先日の中国新聞に広響が2年連続の赤字との記事が掲載されていました。原因は円安で海外出演者の費用が増加したことと人件費の増加とのこと。
楽団員の給料増加は実力アップの賜物だから悪いことでもないし円安の影響も仕方ないことです。
ならばあとは現在30回余りの公演回数を増やして多くの人々に聞いていただく以外にありません。N響でも50回余り公演しているのですから読んでいただけるよう大いに営業してほしいものです。広響は中四国唯一のプロ楽団で広島の文化の灯です。
山陰には出雲での公演が一回のみですからもっともっと出かけて公演しフアンを増やすべきです。
公演の入場料も少し安いのではないでしょうか。安くしなければ聴きに来ないのかな。演奏に自信を持つべきではありませんか。
福山市で京都市交響楽団と3回演奏会がありますが京都市交響楽団は6000円、広島交響楽団は5500円です。
京都市交響楽団は京都市が全面支援し、広島交響楽団は広島県と広島市、それと広島の財界が支援していますので料金を安くして公のために尽くすというのかもしれませんがそれでも利益を出さなければなりません。よい演奏して多くの人に来ていただく必要があります。
管弦楽の実力の差は資金力の差です。
優秀な演奏者は高給取りですから当然良い音が出てよい演奏がなされ入場料も当然高くなります。
私も行く予定ですが8月に演奏会があるピアノ、辻井伸行とヴィオリン、三浦文彰さんが企画・出演する日本の最高メンバーばかりを集めたサントリホール主催のARKフィルハーモニックは13000円、呉市で6月にあるベルリンハーモニーは世界最高の楽団ですが11000円。7月広島に来るN響は7000円。同じ7月、呉でN響の郷古廉がゲスト出演する広響は4500円と違います。
広響はプロ楽団25の内、人気は18位、1位はNHK交響楽団、2位は読売日本交響楽団、3位は東京都交響楽団です。地方楽団の札幌、仙台、山形、金沢、群馬にも遅れています。会員数を増やし財政力を豊かにする必要があります。我々ももっと地元の楽団ですから支援する必要があります。
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