「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2021 遠野郷八幡宮神輿渡御そして例祭へ

2021-09-16 17:54:40 | 民俗

江戸時代の延宝2年(1674)徳川家光の後の4代将軍家綱の時代。

宝殿、拝殿、湯立の間、厩が建立された際の棟札には若宮八幡宮、

明治4年、神社に社格が設けられ郷社となり、名称を遠野郷八幡宮として現在に至ります。

今年は昨年に続き、お祭り縮小ということで、例大祭ではなく例祭。

昨年は六日町にある伊勢両宮神社(通称:神明)への渡御はありませんでしたが、

今年は

 

14日、トラックに御神輿を載せ、人員・時間短縮ながら市内各所を回りましTた。

 

そして、午後一番、お神明さんでの神事となり、還御。

(例年どおりであれば、ここで御神輿は一泊)

予定時間より早く到着した御神輿一行、紅白幕で飾られた神社には人影無く、

関係者に連絡がつかず、しばらくして、役員さん一名到着となり、神事。

その後、還御となりました。

 

明けて昨日15日は例祭

 

11時からの神事前に昨日の御神輿見学です。

右側のが渡御にて使用した物で、左側のは享保5年(1720)の物、昨年で300年。

この日、久しぶりにお会いした釜石hanaさんに釜石の方が関係した御神輿だと話しました。

江戸から釜石へ舟で運ばれたのは合っていましたが、奉納関係者ではありません。

別の品々を享保15年に奉納したのが釜石の鈴木屋冶兵衛さん、お詫び申し上げます。汗

 

そうこうしている内に、神楽の音が聞こえてきました。

社務所前でのシンガクを撮り損ね、ここからお供です。

 

宵宮の神楽の時同様に、参拝後、シンガク奉納

その後、時間まで休憩となり、

 

11時少し前、関係者が整列して神事へ

 

そのまま一緒に参道を歩き出そうとしていたところ、

役じしの長野獅子踊りさんが踊り始め、社務所前に留まることに。

 

誉め唄ではなく、小友町のしし踊りらしく賞辞をかけます。

 

今年の長野は、新コロ2年目の平日ということもあってか、

しし1匹に刀かけ一人

 

拝殿前に到着すると、先に参拝を済ませていた八幡神楽さんが奉納

 

権現舞

さあ、この後は長野獅子踊りさんが来ているので、それは間違い無しとして、

後はどこが来てくれるのでしょう?

楽しみにしながら、次回へ! です。笑



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
来年こそは (とらねこ)
2021-09-17 16:25:36
15日はお疲れ妻さまでした。
奉納団体は4団体と一眼レフ、ビデオ撮影共に片手で数えるほどでしたが、それでも久々に境内の雰囲気を
楽しむことができました。
来年は以前のようになると思いますし、願ってもおります。
お疲れさまでした。
返信する
遠野郷八幡宮例祭 (笛吹)
2021-09-17 20:04:53
とらねこさんへ
役付の芸能関係者には感謝です!
少数とはいえ、こうして奉納して頂けただけも、気持ちがアップします。
撮る側も、少数ながら、見知った人たちということで
気兼ねなく過ごせました。
あとは、皆さんで一献傾けられるようになれば幸いですね!笑
返信する

コメントを投稿