「遠野」なんだり・かんだり

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2020 小倉神楽in遠野座 そして 遠野松田氏家紋

2020-07-25 16:28:28 | 郷土芸能

夕食後の昨晩も、また遠野座へ!笑

 

連休ということで遠野座夜神楽も明日までは連続になります。

が、明日は7時からお通夜に出席のため、お休みです。

昨年同期のデータを見ると、お客さんの数は今年の倍以上になっており、

いかに新型コロナの影響を受けているのかがわかります。

 

大出早池峰神楽の弟子神楽となる附馬牛町の小倉神楽さんです。

この遠野座に通っていて、気が付くのは、其々の団体がその神楽を説明する時、

神楽は全国的には高千穂神楽や出雲神楽が有名ですが、遠野の神楽はそれらとは異なり、

山伏神楽の系統と云われています。と、そこまではいいのですが、

その中でも、神人神楽と云われる早池峰神楽と山伏から伝えられた山伏神楽の二通りあり、

と云う説明になると、大迫町の早池峰神楽系はどうなるの?となります。

一昨日、昨日と一組同じお客さんが来場されており、神人神楽と山伏神楽という説明だけでは、

大迫町と大出の早池峰神楽の違いの説明にはならず、そのお客さんは、どちらも早池峰神楽

だという説明だったのに全く異なるのはどうしてなの?という疑問を持ったことでしょう。

まあ、数回で違いがわかるはずがないと云えば、それまでですが。

 

鶏舞

 

小倉神楽さんは三人鶏舞を選ぶことが多いようです。

二人のところもあり、大出早池峰神楽さんのように四人をよく選ぶところも。

 

今年はあまり練習していないと話していましたが、どうだったでしょうか?

 

次は翁舞

 

女性が演じています。後半、ちょっとしたトラブル発生

お客さんは、そういうものだと思って見たと思います。

今年は都合のつく人数が少なかったせいか、もう一演目あっても・・・

と欲張りな笛吹です。笑

さて、

話題はガラリと変わり、春から追いかけている百専右衛門関係で、

専右衛門の母方松田氏について、例により家紋調べです。汗

 

左は剣花角紋 右は抱茗荷紋

どちらも附馬牛の松田さん

 

左は剣花菱紋 右は蔦紋

剣花菱紋は瑞応院、綾織長松寺、上鱒沢霊園にあり、

蔦紋は対泉院、大慈寺、万福寺、鷹鳥屋公葬地、小友町常楽寺隣公葬地に、

 

左は二階松紋  右は三柏紋

二階松紋は土淵町柏崎の公葬地、三柏紋は大慈寺、対泉院、小友常楽寺隣公葬地に、

 

左は剣片喰紋 右は片喰紋

剣片喰紋は対泉院に、片喰紋は大慈寺に

 

左は三引両紋 右は二引両紋

三引両紋は大慈寺、常楽寺隣公葬地、綾織長松寺に、二引両紋は常楽寺隣公葬地に、

 

左は木瓜紋 右は橘紋

木瓜紋は鷹鳥屋公葬地、常楽寺隣公葬地、万福寺に

橘紋は常楽寺隣公葬地

 

左は笹竜胆紋 右は四方木瓜紋

どちらも常楽寺公葬地

松田さんの家紋だけも、遠野市内には14種類もあるようです。

電話帳調べで市内の松田さんは117軒、10軒以上まとまっているのは小友、綾織、白岩

特にも小友町は高橋さん同様に出所の異なりそうな松田さんが多そうですが、

それを?と思う私のほうが?なのかもしれません。笑



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