「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2019 鱒澤神楽初舞 其の四

2019-02-13 19:16:37 | 郷土芸能

私の自称案内所に本日、ぶらりと訪問者があり、木喰上人をメインに郷土の歴史話となりました。

木喰上人は江戸時代の人で、仏教家、彫刻師、歌人として知られますが、詳細はネットで確認して下さい。

その木喰上人は平泉から三戸に行く途中の安永7年に遠野に二日滞在し、

三戸からその先は北海道まで渡った帰りの安永9年に盛岡から遠野に再度立ち寄り、同じく二日滞在したようです。

安永7年には土淵町柏崎の門内という家に、9年には綾織町の清八の家に滞在したとのことです。

木喰上人が行き帰りに同じ土地に寄るのは珍しいことで、遠野の何が彼を惹きつけたのか興味のあるところです。

 

と、前置きをして其の四です。

長丁場となる初舞いの間には、当然大人も子供も多少飽きるものです。

出番が終わったお兄ちゃんは妹のご機嫌取り、大出早池峰神楽の重鎮もひ孫同様の子を抱っこし、ご満悦。笑

 

八番 宮守町の湧水神楽さんの八幡舞です。

 

神楽共演会でも同じ演目だったようです。笑

 

特定非営利活動法人緑のふるさと協力隊という全国展開の組織があり、

そこから遠野に派遣された女性の多くが、ここの神楽を演じることが多いのですが、

今年は正規会員の男性のみでの参加でした。

 

舞台狭しと舞う姿は流石に男性といったところでしょうか。

 

長らくひっぱてきた初舞も最終章、鱒澤神楽さんの下舞

グラスを持つ手も一休みです。笑

 

遠野の山伏系神楽では見られない下舞い

 

そして、最後は権現舞

 

場を清め、舞台に飾られた幣束をはずし、鱒澤神楽の皆さんが御礼の挨拶をして終わりとなりました。

今年は、神楽共演会に行けず、ストレスが溜まっていましたが、

振舞われたおにぎりを頬張りながらの神楽観賞で、一息つけた気分です。

御馳走様でした!

 

 



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2 コメント

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Unknown (ksuz)
2019-02-14 18:53:10
お疲れ様です。
共演会に行けなかった分、神楽を満喫したようですね。
私の方はこの日も花巻にお出かけで、お出かけが続き写真撮影が出来ておりません。
ふるさと村も無理かな~
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ふるさと村 (笛吹)
2019-02-15 08:37:26
ksuzさんへ
久しぶりの郷土芸能で、良い日を過ごしました。
ふるさと村ではフォトコンがあるようですが、
私たちの中でそれに参加できるのはksuzさんしかいないと思うので、
頑張って下さいねえ~!
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