「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる。
このキャッチフレーズとタイトルに惹かれて
読んでみた。
世の中、繊細故に生き辛さを抱えておられる人が
案外と多いのである。著者も繊細の人であるので
色んな相談を受けるうちに、その処方箋をまとめた
のが本書であるという。
“もし繊細ゆえに色んなことに迷っているのなら
幼い自分に聴いてみなさい。そしてその声に
従いなさい。”という処方箋は結構響いた。
「幼い自分は、自分の心そのものです」
すぐに叶えることが難しい場合でも、幼い自分が
「ヤダ!」と言っていたら、「そんなこと言わないで」
「ダメでしょ!」と抑えつけず、まずは「そうだよね、
イヤだよね」と同意してあげてください。
繊細なタイプの人は早速実践してみよう。
■「繊細さん」の本 武田友紀
飛鳥新社 2018年8月初版