平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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エリカは狩猟が好きだった?

2007-04-06 09:52:26 | 猫のお部屋
「エリカちゃん、ママの所においで。」
「いや!パパの足下がいいニャン!」

 …というわけで、久しぶりに我が家の小さなエリカの登場です。写真は、だんなさんの足下で甘えているところです。だんなさんのはいているスリッパに体をすり寄せています。目がくりくりしていてかわいいです~。(^^)

 なお、だんなさんは最近、転職をしたため忙しく、写真のUPを手伝ってもらえる時間がとれません。そのため本日も、わたしでも簡単にUPできる携帯電話からの写真です。小さくてすみません。
 それと、エリカは決して、私に甘えるのをいつも嫌がっているわけではありません。私の所にすり寄ってくることももちろんあります。要するに気まぐれなのです。

 さて、このあとはエリカに関するあれこれを書いてみますね。

 私とだんなさんは、平成7年の正月から約2年半、静岡市の駿府城跡の外堀の内側にあった県の職員住宅に住んでいました。その住宅は、築45年くらいのものすごく古い住宅でした。ただ、内側はそれほど汚れておらず、何よりも周りが静かでしたので、それほど不快感を感じずに生活していました。

 ところが、引っ越してから2ヶ月程たったある日から、お風呂場に置いてあった石けんが次々となくなるようになったのです。はじめは、「おかしいなあ、確かここに置いてあったはずなのに…。私の勘違いだったのかしら?」と思ったのですが、このことが何度も何度も続くとさすがの私も「もしかして泥棒でも…」と心配になり、だんなさんに相談してみたのでした。

 するとだんなさんの言うことには、「それはきっとネズミだ」だったのです。その時はじめて私は、「ネズミは石けんを食べる」という事実を知りました。そこでお風呂場に石けんを置いておくときは、必ずケースの中に入れ、ふたをするようにしよう…と思ったのですが、ついつい忘れてしまい、またネズミに食べられてしまうということもよくありました。こうして、引っ越してから半年間の間に、石けんが何個なくなったことか…。

 ところが、その年の夏にエリカが我が家にもらわれてきてから、石けんがなくなることが全くなくなったのでした。それでやっぱり、犯人はネズミだったのだということを実感しました。多分、猫のにおいがするので、ネズミ達はお風呂場に入ってこなくなったのでしょうね。

 ところで、当時のエリカ、まだ本当に小さくてかわいい顔をしていたのに、どうしてどうして、狩猟をすることも多かったです。よく縁の下にもぐっていましたが、多分獲物を追いかけ回して遊んでいたのだと思います。それで、獲物を捕ってきて私たちに見せに来たこともあります。

 ある時、私が居間でぼーっとしていると、突然、「チュウチュウ」という変な声が聞こえたのでふと横を見ると、エリカがネズミを転がして遊んでいるではありませんか。びっくりしました。
 こういう時は猫を怒るのではなく、ほめてあげなくてはいけない。猫は自分の捕った物を飼い主に見せに来たのだから…ということが猫の飼い方の本に書いてありましたので、最初、私もエリカの頭をなでてあげました。そして、エリカに気がつかれないようにそっとネズミを紙で包み、ふたの閉まるゴミ箱に捨てました。
 また、ムカデを捕まえてきたことも何度かあります。と言うように、エリカはこの家に住んでいたとき、結構狩猟を楽しんでいたようです。

 ところが、次に引っ越した家は縁の下に入ることができませんでしたので、エリカははえやかを時々追いかけ回して遊ぶ程度になりました。時にはクモを捕まえたりもしていましたが、狩猟をすることはめっきり少なくなってしまいました。そして今の家でも、エリカはほとんど狩猟をしません。その点ではすっかりおとなしくなってしまいました。

 ところが最近、隣にある母屋のお風呂場で珍現象が起こっているのです。つまり、石けんが次々となくなっているのです。私もだんなさんも母屋のお風呂を使わせてもらっているのですが、最初私は、石けんが排水溝に流れてしまったのではと思ったのでした。しかし、次々と石けんがなくなっていくので、「もしかするとネズミでは…」と思い始めています。エリカは母屋に時々遊びには行きますが、お風呂場の戸はいつも閉まっているので入ったことはないと思うのですよね。つまり、お風呂場は猫のにおいがしないわけです。

 と言うわけで、一度エリカをお風呂場に連れて行ってみようかなと思っている今日この頃です。でも当のエリカ、「私はもう狩猟はしないのよ」という顔をして甘えています。もしお風呂場でネズミと遭遇したら、エリカはどんな態度を取るのでしょうか。狩猟本能が目覚めるか、それとも何もせずにぼーっとしているか…。それはエリカ次第なのですが…。

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