漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(映画)懲りないヤツラ

2014-03-04 | 映画
アカデミー主演男優賞オスカー、やっぱり逃したレオさまでした。

この映画の始まり、まだ若いころの彼は久々の初々しさ。普通の背広姿がよく似合っています。
きっと私の目はキラキラしてたに違いないデス。

(右は別の映画ダラス・バイヤーズクラブでオスカーを獲得したマシュー・マコノヒー)

しかし、濡れ手に粟みたいな儲け方を知ると、
人ってずーっと泥沼をのたうちまわるような人生を過ごすらしいです。
金欲、性欲、そして豪華な家やら車やらクルーザーやらとどまるところを知らない物欲・・・
どうしてそうまでしないと安心できないのでしょうか。
いや、何か劣等感があってなんとか安心したいとかそんな範疇はとうに超えていて、
すっかり憑りつかれて、麻薬にも溺れてぐちゃぐちゃな毎日なのに、何度失敗しても懲りないのです。

そんな役柄で、レオ様はやけに乗っています。
後半の、出演するCM映像なんて、本当はこれがやりたかったのかと思うほどしっくりしています。
演技がうまいのは間違いないです。
だけど、そんなにはまってくれるのはあまりうれしくないなあ。

★★★:目眩と吐き気、頭痛に襲われながら観ました。
    最後までジョーダン(レオ)は憑りつかれたままで救われない気分になってしまった。

監督 マーチン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ(ジョーダン)
ジョナ・ヒル  マーゴット・ロビー  マシュー・マコノヒー  ジョン・ファブロー



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4 コメント

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Unknown (けん)
2014-03-05 12:30:07
おお!
観てらしたんですね♪
ディカプリオ、ホントノリノリでしたね☆
あそこまでお下品にいかなくっちゃいけないのかな~って思うほどでした(汗
それにしてもディカプリオ、アカデミー賞残念でした。
獲ってほしかったな~。
アカデミー賞獲るためにやっぱり役者復帰ってないのかな(願
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Unknown (mi~ya)
2014-03-05 15:41:11
レオ君のノリノリ演技を見ているだけで楽しめましたが、監督は「お金のあるものが勝者」というアメリカの価値観をパロディのように描いているのかな?と思いました。
でもあの人たち、お金の使い方が女とドラッグばかりのワンパターンで、バカみたいでしたね(笑)
マシューは出番少ないのに、印象強烈でしたね。
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けんさんへ (やく)
2014-03-05 17:06:25
観ましたよー。
ディカプリオ君はもう出ずっぱりで、ナレーションまで自分でやってましたね^^)。
オスカーとれたら話題沸騰だったでしょうに。(あ、これ一部ファンだけの思い上がりかもしれませんが)
しばらく休業?また懲りずに映画やってほしいです。
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mi~yaさんへ (やく)
2014-03-05 17:19:49
堅実な若き証券マンから強欲な(?)ウルフへの変貌ぶりは大した演技力でした。

そうそう、これはあくまでパロディですよね。
観ている途中から、アメリカ人って歴史が短いゆえの劣等感とか不安感があるのかなあ、なんて考えてしまいました。

需要をつくらないと物は売れないというを学びました^^;)
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