漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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カラスビシャク(生薬名ハンゲ(半夏))、サラサウツギ

2020-05-30 | 薬草・生薬

田植えが落ち着くと畦にまた、さまざまな草が伸びてくる

カラスビシャク、この塊茎の外皮を取り去ったものが生薬の「半夏(ハンゲ)」そのままだと有毒なので水に浸したりなど炮製する

体を温め気の流れを調える働きがあり、胃部不快感、喉のつかえ、咳などによく用いられます

サラサウツギ、花の外側がピン色でオシベが長い

来局のお客様が「ホトトギス鳴いてたよー、歌の通りにうの花が咲いたら来たね」と知らせてくださる

やっぱりマスクしてでも、こうして今日のこの瞬間に会って同じ空気を吸いながら話をするほうが、うれしいなあ

ところで花に止まっていた蛾(ピンボケだけど)名前わからず

この蛾は、ユウマダラエダシャク 鳥の糞に擬態しているそうで、確かに遠目で見るとそう見える、見事です。

蛾を検索していたら、ページトップ写真のずっと蝶だと思っていたものが見つかりました、トラガ(虎蛾)だそうです。よかった。



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