江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

石巻 その6-3

2011-06-20 23:08:11 | 日記
校舎の3階に上がってみる。
穏やかな海を見ながら、この窓を潰した津波を想像してみる。
不思議と恐さを感じない。
何と言ったらよいか・・・言葉に表わせられない、
敢えて言うと、何か力に包まれるような感じか。
まだ何か起こるのであろうか、それとも起こった後の残滓か。

石巻に居た時間は、僅か8時間。
しかもあの広範囲な被災地の中で、僅かに点の部分だけを見たに過ぎない。
だけど海外公演に1週間行っていたぐらいなものが、心に残った。
これからも息の長いかかわりができればと思うのみだ。

石巻に向かうとき、仙台南部自動車道や東部自動車道が予想に反して
綺麗だったのに驚いた。
中越地震から半年以上経って関越道を走ったとき、道が波打っていたり、
左右によれていたりしていた。道路の案内板がかしいでいた。段差が激しく
1車線しか走れなかったりしていた。
そんな状態を想像していたのだが、余りの綺麗さに拍子抜けしたぐらいだ。
集中的に重機を入れて直したとしても、どこかに痕跡が残るはずだが、無かった。
これは、海洋プレートで起こったものか内陸で起こったものの違いだけであろうか。
あれだけの震度と津波があったにもかかわらず高速道に被害が無いのは
どうにも不思議でならなかった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石巻 その5 | トップ | 石巻 その6-2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事