江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

秋津洲(あきつしま)

2016-09-22 00:51:18 | 日記
”あきつ”は、トンボの古名。
秋津洲は、大和もしくは日本を指す。
それだけトンボが良く飛んでいたのだろう。
私の生まれ故郷旭川も、よく飛んでいた。
車を走らせると、フロントが死骸で一杯になった。
それほど飛んでいた。
が、
激減してしまった。
農薬が撒かれ、池が潰されていったからだろう。
東京では、滅多に見かけることはなくなってしまった。

それがだ。

ここのところの雨続きで、駐車場に大きな水溜りができた。
今朝車を出そうとしたら、
番いのアキアカネが何組も水溜りに群がっている。
シオカラトンボまでいる。
いったいどこから舞い降りてきたのだろうか。
しばらく見惚れていた。

かみさんの田舎では、お盆の頃のトンボは”オショロサマ”と呼んで
ご先祖様を運んでくるものと言われている。
何年か前お盆に帰った時、港の防波堤の突端まで行ったら、
まるで海から沸き立つように
無数のトンボが飛んできた。
それは、壮観だった。
まさしくご先祖様を運んできたと思える光景だった。

多分トンボが減ってきていることを気にする人は少ないだろう。
でもね、と思う。
何せ日本は秋津洲なのだから、なくなっては日本でなくなるのだ。

減ったものにツバメがいる。
糞が嫌だからと、巣を取り払ってしまう。
わが最寄駅も取っ払ってしまった。
クレームがついたのだろう。

でも”罰当たり”と言いたい。
ツバメが巣を作る家は、繁盛すると言われている。
にもかかわらずあちこち取ってしまうのだから、
景気は良くなるはずはない?

お伊勢さんは飛び交っていた・・・
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