江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

晩夏

2016-08-31 23:33:30 | 日記
今年はセミが多かった。
アブラゼミとミンミンゼミが競うように鳴き、
夜もちょっとした喧騒に見舞われた。
我が家には冷房が無いので窓は開けっ放しなのだが、
だから何度も飛び込んでくる。
ゆっくりお酒を飲みたいのに、ばさばさ飛び回り、
天井からほこりを落とすは
時にはぶつかってくるはで、
落ち着かない。
部屋の中で鳴かれた日には五月蠅くって
テレビなんか見ていられない。



大概朝になると居なくなっているのだが、
中には余りに居心地が良かったのか、鎮座しているのがいて、
その時は流石にそっと手で包むと
外に追い払ってしまった。

それがある夜、突然鳴かなくなった。
その代りコオロギが鳴き始め
昼はツクツク法師が合唱に参加するようになった。



虫の世界では、その日を境に秋になったようだ。
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