江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

伊豆木天満宮

2011-09-02 22:54:49 | 日記
いいだ人形劇フェスタの最後は、この伊豆木天満宮の神楽殿だった。

天満宮に続くわき道の入り口にフェスタの幟が立っている。
ところが道は、棚田の畦道のような道。
人家から外れるところで二股に分かれているが、
右はそのままの道、左は轍(わだち)が僅かに残っている山道。
やはり右に行くだろう、ところがほどなく行き止まりになってしまった。
道幅は車1台分しかないが、
僅かな空き地があって何度か切り返ししながらUターンする。
けれど山道に行く気がしない。
もし行き止まりになってしまったら、余りに悲惨である。
ともかく戻りながら人を探す。
やっと人を見つけ尋ねると、やはり山道だという。

やっとのことで抜けると、ぽっかり空いた空間。



もと来た道を見ると、



担当者が来るまで、しばらく待つ。
よく見ると、どうやら電気は通っていないようである。
ようやく来た担当者は我が車を見て、「4駆ですか?」
違うと答えると、「芝生でスリップして、上がらないかもしれない」
一瞬冷や汗が出る。
車も電気も解決したが、こういったところのほうが、雰囲気が出て面白い。



昨年までは篝火を炊いて夜に公演したそうだが、とても幻想的だったと聞く。
今年から昼公演で、
流石に炎天下に坐る人は少なかったが、
実際坐ってみてみると、芝生の傾斜が素晴らしく、実に見やすい。
劇場を設計する人は、こういうところをもっと研究して欲しいと思う。
人形を遣っていてとても楽しかったし、
自分たちの芝居もここでやれたらいいなと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする