江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

爪用のヤスリ

2010-06-06 21:24:03 | 日記
私は爪が弱い。
子どものときにクラシックギターを始めたが、爪のお陰で諦めた。
詰めも甘いかもしれないが、爪を切った後ヤスリを掛けないと、欠けてしまう。
先日部屋の片付け ―まだ終わりそうにない― をしていたら、ピラルクーのうろこが
出てきた。
アマゾン川に生息する世界で一番大きな淡水魚、と言われている魚。
うろこ1枚が、名刺ほどの大きさがある。
そのうろこの端で手を切る事があるというので、お土産で売っているのは端を
切り落としている。
爪用のヤスリだと説明を受けていたので使ってみたら、
これが実に塩梅いい。
これまで何本か鉄のヤスリを使ったけれど、これほど当たりが柔らかく良く削れる
のはなかった。

ピラルクーのフライを食べた事がある。
アマゾンで一番美味いと言われた。
白身で淡白だったがちょっと大味で、私にはピラニアのほうが美味しく感じられた。
水族館で泳いでいる姿を見たが、顔は龍のようで金色に光っていて、とても格好よかった。

爪を研いでいたら、そんなことを思い出した。
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6月5日 上野公園・西郷像前

2010-06-06 00:53:02 | 大道芸
天気予報は、外れていいときもある。
今日は雨に降られると覚悟して出かけたが、好天に恵まれ何より。

西郷像の前はやりづらいし人が集まらないと聞いていた。
以前予約したときは余りの不人気から文化会館前に変更になったので
今回が初めての経験。
確かにどこを舞台にすれば良いかわからない。
だだっ広い広場で、日差しをさえぎるものがない。
とりあえずのぼり立てのある階段の脇で始める。

人の集まりは、そりゃ多いとは言えなかったが、
想像していたほどの少なさでもなかった。
ただ時折山すそから吹き上げてくる風に人形が飛ばされそうになって
頭を悩ませた。

「かっぽれ」は幕末から明治にかけて流行った大道芸。
きっと西郷さんも見ただろうと、ここでやることに何か縁を感じた。
じっと西郷さんを見ていると、なんだか可哀想になってくる。
目は鹿児島の方を見ているのだろうか。
でも今の状況は、崖っぷちに立たされているように見えるのだった。
コメント (2)
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