江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

マスコミ亡国・・・論

2010-06-04 00:13:03 | 日記
テレビの調子が悪いと言う事もあるが、今年に入ってニュースを見なくなってしまった。
発端は朝青龍。
まだ横綱だったとき、電車の吊り広告に朝青龍と小沢一郎が並んで非難されていた。
このとき、ああ、同じ匂いがする、そう感じた。
二人とも「悪の匂い」がするのではない。
マスコミにとって二人は「悪役」でなければならない、という匂いがしたのだ。

今回首相が辞任した。
それまで支持率が下がった、基地問題で迷走した、マニフェストに反したと
散々批判し責任を追及しながら、辞任したとたん「投げ出した」との言葉。
辞任する時期を予想しながら、その言葉はないだろう。
「民意」という錦の御旗を掲げりゃなんでも通ると思っているかのようだ。
でも「民意」というなら、基地問題に対する民意は、「基地は嫌」なのだ。
ならば日米安保について、もっと展開するテレビなり新聞があっても良いはずである。
ところがそれに対する「意見」はまだ目にしていない。
ジャーナリストがいなくなったといわざるを得ない。
マスコミはただの予想屋に成り下がってしまった。
しかもたちの悪いのは、「民意」を操作できると思っていることだ、
そう感じる。
何せマスコミはだれかれ構わず批判する事はできるが、
マスコミを批判するところはないのだから。

鳥越俊太郎氏は、小沢一郎の事件に対してマスコミは、検察の情報を鵜呑みにしていると
批判していた。
マスコミが日本をダメにする、そんな不安感に私は包まれている。
コメント (2)
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