江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

4月29日 下町風俗資料館

2010-04-29 23:56:03 | 日記
今夜は月が綺麗だ。
あの強風で汚れを吹き飛ばしてくれたのだろうか。

朝、窓から甲州街道沿いのけやきが、揺れに揺れているのが見えた。
その時は、低気圧さえ抜ければ風は収まると思っていた。
いざ家を出ると、押し戻されそうな風に止めようかと迷いが出る。

でも行って良かった。
いろんな人に声を掛けられたのはもちろんだが、
丁度八重桜の散り時。
あの大きな花びらの散る中で人形を遣う楽しさ。
「酔いどれ」の人形が横になると、辺りは花びらがちりばめられていて、
それは最高のロケーション。
一瞬風の塊が来て人形は足をすくわれたが、一斉に花びらが地を這う様子は
見応えがあった。

場所を不忍池からはなれ大きな木の下に取ったのが幸い、人に囲んでもらうと
何とか人形も遣え、途中小枝が観客の頭に落ちるハプニングもあったが何の
問題もなく、却って桜と風を楽しんだ一日だった。
コメント (1)
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