マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ルービックキューブ、再び(その1)

2022年08月19日 | パズルの世界へ

 「ルービックキューブ」と名付けられた立体パズルが日本中で大ブームとなったのは1980年頃だったろうか。電車の中でも、教室でも、公園でも、このパズルを操作している多数の人を見受けた。当時私が勤務していた向丘高校の職員室も然り。私も夢中になって六面完成を目指した一人だった。 





 パズルの考案者はハンガリー人のエルノー・ルービック氏。その彼が今年『四角六面 キューブとわたし』を著した。文京区の図書館に予約しておいた本を7月から読み始めた。彼は書くことが苦手なので、生涯で初めての著作とか。数学者だと思い込んでいたが建築家で、ルービックキューブ発明までの経緯が書かれていた。ただ、本を読み進めるよりも、キューブそのものを手に取りたくて、読み終えるのを待たずにネット購入した。







 実はキューブにはルービックキューブ以外に3種類が発売されている。2×2×2型キューブ、ルービックリベンジ(4×4×4型)、プロフェッサーキューブ(5×5×5型)。その4種類セットは予約後の翌日には届き、早速ルービックキューブを手にした。
 40年前のあの頃、時間は掛ってしまったが何とか六面の色合わせを完成させたのだが、80歳の現在どうも上手くいかない。そこで、ガイドブックとネット上の攻略法を参考にしながら完成を目指した。(写真は2×2×2型キューブ)


 ガイドを読み進んで行くうちに、40年前とは大きく変化した2つの事を知った。一つは面の色の配置が違っていた。世界標準が定められていて白面の反対側面が黄色(当時の日本は水色)になっていた。(写真は世界標準のキューブ。白面の反対側すなわち底面は黄色)
 更には最速で完成させられるLBL法と呼ばれる方法が多くの人々に採用されていることを知った。この方法はアメリカの17歳の少女ジェシー・フリドリッチによって開発された。彼女は6面完成まで17秒という最速タイムを叩き出し、スピードキューブストの世界チャンピオンに輝いたこともあるそうな。


 LBL法では面の完成順が底面→中段面→上段面となる(かつては底面→上段面→中段面という順だった)。基本的にキューブの各層を下から順に揃えていく方法である。解いている過程が分かりやすく、私もこの方法で理解し、その手順を全部覚え、ガイドに頼らずに完成させることが出来るまでになった。その手順を忘れないように毎日何度か完成させている。猛暑の日々にこれも楽しみの一つ。完成後の達成感が快感になっている。(写真は底面から中段面までが完成したもの。次は上段面の完成に向かう)


 現在は、ルービックリベンジも成功し、プロフェッサーキューブに挑戦中。(写真はルービックリベンジ)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。