マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

100枚の銅貨(パズルの世界へ その1)

2009年07月29日 | パズルの世界へ

 「数独」以降のブログを書き始めて思うことは、ある事がらに
ついて書き出すと、その事柄に拘わった昔の事が思い出され
る事です。「パズルの世界へ」を書き出すと、図書館で一冊の
本に夢中になっていた中学時代を思い出します。その本の名
前はなかなか思い出せません。覚えている事は著者が確か
「海野十三」のはず。それに解いていたパズルが「虫食い算」
だったことです。
 インターネットで色々調べました。
 まず、オンライン登録してある「文京区図書館」にアクセスし、
「海野十三 パズル」で検索するも該当資料なし。「海野十三」
のみでアクセスすると、100冊もの作品が登場。詳しく調べて
も当書なし。
 そこで、「日本の古本屋」へアクセス。「海野十三 パズル」検
索では該当書なし。少し悩みましたが「海野十三 虫食い算」で
調べたら、ありました。それが下図の画像です。

 

 著者は「佐野 昌一」。”探偵小説”作家海野十三の本名で
した。マーちゃんは殆ど知りませんが、主として戦前に探偵小
説やSFで活躍した作家のようで、だからでしょうか、検索で図
書館所蔵の本が多々挙がってきました。
 今はインターネットの威力に頼りますから、居ながらにして
正解にたどり着けました。もし、インターネットを利用しないと
なるとどうしただろうかと考えます。「国会図書館」へ行き検索
するのがベストでしょうか。
 この本の売価3800円、買うか否か悩ましいところです。
 ともかく、この本が、自分とパズルの関係の第一歩でした。

 第二歩は高校3・4年生の頃数学を教えて下さった「柴野拓
美」先生。数学の授業内容が素晴らしく、自分が高校で数学を
教えるようになってからも先生の説明方法を何度も真似させて
いただきました。三角関数導入の凧揚げ、積分のかなり難しい
定理の証明方法など幾つもあります。
 それにも増して印象に残るのは、授業の合間に出されるパ
ズル。パズルファンになったのも先生のお陰だと思います。
 「パズルの世界へ」は、マーちゃんがその後出会った、素晴
らしいパズルの幾つかを紹介し、考えていただこうと言うコーナ
ーです。性に合わない方は読み飛ばして下さい。
 
①「虫食い算」は古書購入後に回します。
②その柴野先生から教えて貰った「100枚の銅貨」の問題
 『100枚の銅貨が10枚ずつ重ねて、10束並べられていま
 す。この銅貨の正常なものは、考え易いように、1枚1gとし
 ます。ただこの束のなかの、ある束だけは、全て1枚が2g
 です。どの束が全て2gのものか確実に指摘するには、目盛
 り秤の目盛りを最低で何回読めばよいでしょうか。
 ただし1gの銅貨か2gの銅貨かは持っただけでは分からない
 し、どの束からも何枚でも自由に取れるものとします』

 暫くお考え下さい。


 


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