マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

境界線の十字路”✜”を捜しに

2019年02月23日 | 身辺雑記

 文京区の境界線を歩く前に地図を眺めて残念!と思ったことがあった。右の地図に見るごとく、4つの区、文京区・北区・荒川区・台東区は一点Tを共有しているのではないかと一瞬見えるのだが、良く見ると4区は一点を共有してはいない。(北区と台東区は接していない)









 文京区に三国坂と名付けられた、霊雲寺から湯島方面から下る坂がある。その坂を下りきった三国坂下付近は、文京区・台東区・千代田区が一点(図のT点)を共有し、その境界線はT字をなしている。これに代表されるように一般に三つの区は一点を共有する場合が多い。境界線はT字をなしているが、四つの区が一点を共有することは稀らしい。
 区の境界線のみならず、県や国の境界線も含めて4つの境界線が一点で交わる点を十字路(✜と書く)と名付け、各種の地図上で✜を捜す”旅”に出た。都内地図でも都道府県地図でも✜を見つけることは出来なかったが、世界地図上で1つ✜を見つけた思えたのだが・・・。

 今日のブログは地図上と文京区内を彷徨った結果を綴る。
 東京都は23区のみならず市まで含めてその境界線上で
✜は見つけられなかった。それらしく見える点はすべてT字をなしていた。県境はどうかと『ワイドアトラス日本地図帳』を眺めたがそこにも✜は無かった。惜しいと思えたのが、甲武信岳付近。この山は甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の三つの国の上にあるので、各県から一字を取って甲武信岳と名付けられたと言われ、3県の上にはある。群馬県の境はすぐ傍まで伸びているが甲武信岳山頂とは僅かに離れていた。要するに✜をなしてはいない。
 世界地図『ワイドアトラス世界地図帳』を見ると中央アジアに惜しい点が存在した。ロシア・中国・モンゴル・カザフスタンの国境線だ。しかし良く見るとは✜ではなく、T字をなしている点2つが接近しているに過ぎなかった。カザフスタンとモンゴルは国境を共有していない。

 世界地図上✜と見える点が存在した。アフリカ南部のザンビア・ジンバブエ・ボツワナ・ナミビアの4ヶ国の国境線は一点で交わるかに見えた(右図)。しかしネットで詳しく調べるとT字点が2つ(T1とT2)つあり、ナミビアとジンバブエの国境は接していない(下図参照。黒い線が国境)



        
 現在のところ区境より広い領域の境界線上で✜は発見出来ないでいる。ご存知の方がいたらご教授下さい。

 より狭い領域ではどうかと文京区内を調べた。数日前の散歩途上で✜を発見した。右図「文京区広域案内図」に✜(T点と表示)があった。
 より詳しい図もあった。文京区内の住所掲示板は処により下図の如く色分けがされている。白山・千石・大塚・小石川の4つの町は一点で交差し、境界線は✜をなしていた(下図参照)。


  
 
 町より狭い領域の丁目の境界線上には✜は多数ある。それは道路が丁目を分けていることが多いからだ。
 
 


 


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