マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ラジオ体操にマスコット登場

2018年10月02日 | 身辺雑記

 10月1日、台風一過の爽やかな青空が拡がり、富士神社には40人ほどの人々が集って来た。「凄い風の音だったわね」・「昨日は眠れた?」などの会話が交わされた。
 ラジオ体操には前立ちと称される“模範演技者”がいる。富士神社のラジオ体操は、神木であり、区の保護樹木でもある大木を真後ろにして前立ちが横一列に並び、それに対面する様に私達が体操をする。その前立ち、時として1人の時もあるが普通3人~5人が立つ。ラジオ体操指導員1級の方が立つこともあれば、長年ここで体操をしてきた方が立っている。昨日はそこへ小学校1年生の男の子が飛び入りで立った。可愛い坊やのことをここではヨッチャンと呼ぶことにしよう。(写真:この木を背にして前立さんが並ぶ)





 ヨッチャンが前立ちとして登場するには流れがあった。
 7月下旬の「夏休みラジオ体操会」に初めて参加したヨッチャン、体操会が終了しても富士神社に現れた。8月に入っても、夏休みが終わってもラジオ体操に通い続けた。誰もがそのことに気が付き始め「偉いね。ずうっと続くと良いね」と見守り、期待し始めていた。親御さんに様子を聞く人もあり。「毎朝本郷通りを渡りますから心配で、安全のため一緒に来ますが、神社の中まではついてこないでと言われていますから隅の方でラジオ体操かたがた、待っているのです」とのこと。(写真:神木には注連縄が張られている)
 ヨッチャンの定位置は本殿へと続く参道の石畳上。最近では、そこはラジオ体操の途中に直射日光が当たり始める。昨日もそこで体操をしていたヨッチャン、眩しくなったのか、前立の方へと移動し始めた。前立の誰かが声を掛けたのだろう、前立の一員に加わることとあいなった。そこからが驚きであった。
 前立ちは皆さんとは左右反対の動作をする。普通の人が身体を左に曲げるときには前立ちは右に曲げる。首を右に回すときには左に回す。一段難しい動作を取るのだ。ヨッチャンも暫くすると見様見真似で、前立の正規の動作を開始したのだ。ヨッチャンは立派に前立ちの役目を果たし終えた。
 ラジオ体操第二が終了すると何人かが彼の元へ。「偉いね」と。
 毎朝、私達は自然と彼の動きを見守ることとなった。前立ちはいざ知らず、いつまで通って来るかの期待と心配も込めて見守ることになって来た。最近、ヨッチャンはラジオ体操会場のマスコットになっている。

 今日も二葉。上は朝焼け空を背景にしたスカイツリー。下は下弦の月。




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