マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

白金温泉『玉菊湯』へ

2011年06月05日 | 東京散歩

 久しぶりに晴天の6月3日(金)、同じ町会内に住む例のメンバー3人で、目黒駅から麻布十番への散策を楽しみ、途中玉菊湯で入浴もして来ました。

 行程
   自宅→駒込駅⇒目黒駅→都立庭園美術館→自然教育園→有栖川宮記念公園→麻布山善福寺→竹の湯→玉菊湯→麻布十番商店街

 午後1時、マンション下の自宅前を出発。目黒駅から散策を始め、七ヶ所ほどの”名所”等を巡って来ました。徒歩総数22000歩。移動距離推定14km。今回はその名所のポイントを報告します。


①都立庭園美術館庭園
 美術館は、朝香宮邸として1933年(昭和8年) に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したもので、アール・デコ様式を現在に伝えるものです。(庭園美術館正面)







 今日は美術館ではなく、付属の庭園見学。入園料200円(65歳以上は半額)。芝生広場、日本庭園、西洋庭園のエリアに分かれた庭園で、茶室裏で右の様な樹木を発見しました。松の木が一本の木を二つに裂いて並存しています。






②国立科学博物館付属自然教育園
 自然教育園へは小学校の遠足でも行ったことのある懐かしい公園。武蔵野の面影を色濃く残し、雑木林が鬱蒼と茂ります。








 順路脇のどの植物や樹木にもその名称のプレートが貼られ、植物を学ぶにはベストの場所。
大都会東京の中心部にあって豊かな自然が残る、都市の中のオアシスともいえる緑地帯です。湿地には、はなしょうぶがまだ咲いていて、咲き初めのアジサイもありました。(65歳以上入園料無料)(園内に咲くヤマボウシ)
    


③港区立有栖川宮記念公園
 自然教育園からはプラチナ通りを経て天現寺に至り、坂を登って麻布台地へ。かっての有栖川宮威仁親王の御用地が、幾変遷を経て、今は区立の公園となっています。麻布台地の変化にとんだ地形を生かし、丘があったり、渓流や池があったりと、自然を大切にした趣きのある日本庭園で、公園内には都立中央図書館があります。吃驚したのは、ここで遊ぶ子供の多さ。こんなにも多くの子供が生き生きと遊ぶ公園を初めて見ました。周りには多くの大使館があり、その為でしょうか、多くの外国人の子供達が戯れ、その中に混じって日本人の子供たちもサッカーに興じています。”国際交流”盛んな風景を見ました。

 
④麻布山善福寺
 それまで真言宗だった当寺、了海上人至り、親鸞聖人の高徳に傾倒し、一山をあげて真言宗から浄土真宗に改宗したそうですが、このお寺を訪ねた目的は天然記念物公孫樹の木。その雄株、大正15年に国の天然記念物に指定された大木です。仙台坂を下ってのアプローチだったため、その在りかを捜すのに苦労しましたが、なんとかご対面。背丈はそれほど高くありませんが、幹の周りは10.4mの巨木です。何と親鸞聖人の像に面して越路吹雪の碑がありました。(写真:天然記念物「逆さ銀杏」)



       


⑤⑥竹の湯・玉菊湯
 麻布にある温泉はこの2つ。竹の湯は月・金が休みなのでここは断念し、麻布十番へ行くには遠回りになりますが、目黒方面へ引き返し、四の橋近辺の白金温泉玉菊湯へ。自らは温泉を名乗ってはいませんが、入浴してみると、東京固有の黒湯の重曹泉で、入ると肌がツルツルします。42度ほどの、長時間入浴に適温です。竹の湯がお休みとあってか大変に混雑し、賑わっています。地元からこよなく愛される温泉と見ました。入湯料450円(写真:玉菊湯入口)


⑦麻布十番商店街
 たっぷり汗をかき、体は水分を求め始めました。心なしか急ぎ足で麻布十番商店街に到着。既に午後6時。予定の焼鳥屋「あべちゃん」を訪れるも満席。ぐるりと商店街を散策の後、再度「あべちゃん」を覗くも空席はほとんど無し。別館を紹介されこちらに赴きました。2階席から、暮れなずむ
麻布の街を眺めながらビールで乾杯。ここの「牛煮込み」は確か500円か600円と、少し値は高いが美味。塩タレの焼鳥も私の口に合い、2時間ほど飲み食いして一人3000円ほど。これには3人とも大満足し、帰路とあいなりました。
(今日の総費用は交通費を除き3550円)