6月8日(水)~9日(木)、元同僚Kさん運転の車で、長野県御代田町に出掛けて一泊し、そこから栃木県にある双園ゴルフクラグ栃木コースを巡って来ました。
御代田町西軽井沢には妹夫妻の別荘があり、是非遊びにと誘われていました。皆で集まって賑やかに過ごすのが好きな妹、お酒を楽しむだけでなく、私を麻雀に引っ張り込みたい思惑があります。
御代田町は長野県の東の玄関口にあたり、東で軽井沢町に、西で小諸市に接します。国道18号線が信濃追分を過ぎ、坂を下り始めてすぐの所に位置します。御代田すなわち”御代の田”から推しはかるに、この地域の一部が江戸幕府の直轄地だったようです。
先の戦争で焼きだされた伯母夫妻が子供6人とこの地に入植したのは戦後間もなくのこと。同じく戦争で家を失い、夫が戦病死した私の母も入植を勧められそうですが、都会生活の方が性に合う母はその誘い乗りませんでした。もし同行していれば私の人生は今と全く違ったものになったことでしょう。
開墾を伴う厳しい農作業を何とか乗り越え、数十年が過ぎ、伯母夫妻が亡くなられた後の土地の一部を、従兄弟から譲り受け、今から数年前に妹夫妻はこの地に別荘を新築しました。ここには何度か泊りがけで遊びに出掛けたり、ここを起点として信州の山々に登ったり、草津の湯を訪ねたこともありました。
8日は13時過ぎに到着して、明日の出発が早いからとの理由から、すぐ飲み会が始まりました。2・3時間の後麻雀開始。私は麻雀なるも全く初めてです。今回の集まりは4人、麻雀に参加しなければならないことは覚悟していました。大凡のルールは知っていて、それに類するトランプゲームのセブンブリッジは好きなゲームでもありました。ハンチャンとか呼ばれる間に2回ほど上がることも出来、それなりの満足も味わいました。後は”役”を覚えるだけなどと甘い言葉を掛けられもしました。
翌朝、ここ長野県御代田町から栃木県鹿沼までどういう経路で行くのか興味を持ちつつ、Kさんと妹夫妻に任せておくと、上信越道・関越道・北関東道・東北道の4つの高速道路を乗り継いで、2時間30分ほどで目的地に到着したのでした。これと言うのも北関東自動車道がこの3月19日に全線開通したから出来たことでした。
私のゴルフはゴルフの体をなしていませんから、悪戦苦闘ぶりは省略します。この山岳コースをカートで回ると、ジェットコースターに乗っているようなスリルを感じるのでした。それにしてもここの利用料金は昼食付きで、65歳以上は3400円という嘘のようなお値段でした。