どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ナインイレブン 運命を分けた日」

2021年09月22日 | 映画
9.11のいくつかの実話を元にした舞台劇の映画化作品「ナインイレブン 運命を分けた日」を鑑賞。同時多発テロでWTCビルのエレベーターに閉じ込められた人達を描いたほぼ密室劇でしたが実際の結果を知っているので、どうなっていくのだろう?と緊張感を持って見れました。助かって欲しいという感情で人間ドラマをじっくりと見れました。実際はもっと壮絶だったんだろうと思いますが元が舞台劇という事もあり出来過ぎた展開や台詞が多かったかな。だけど沢山の有名俳優が真摯に題材と向き合って芝居しているのがとても良かった。主役のチャーリー・シーンは製作総指揮も兼ねていたようです。友人を亡くしたそうで強い想いがあったと思われます。
良い話のドラマとして纏ってはいますが結末は悲しいものがあります。
途中で当時のテレビ放送の映像が流れてリアルタイムで見ていた時間の流れや情報の交錯した何かとんでもない事が次々に起こる衝撃というか絶望感というか悲しみと恐怖と呆然としてしまうような複雑な心境を思い出しました。
ジャクリーン・ビセットも出演していて久しぶりに姿を見れました。歳をとっても美しさがありました。




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