アカデミー賞もカンヌ映画祭グランプリも獲った評判の良い映画「アノーラ」を近所の劇場で鑑賞。愛と抱擁を求める映画だったと感じました。編集のテンポが良く飽きずに見れましたが前半は特別な面白さはそんなに感じれなかった。面白くなるのは中盤からで予想を少しづつ裏切るような展開が可笑しくてコメディ方向に進んで行きました。それぞれのキャラクターの個性が極端で漫画的でしたが憎めないものがあり主演女優は特にズバ抜けたものがあった。ラストカットでは胸に来るものがあり涙も溢れてしまいました。
何気にロシア人殺し屋みたいな男の静かな優しさと秘めたる想いのようなものが良くて伝わったであろう瞬間も良いものを感じました。




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