ギャスパー・ノエ監督の映画「LOVE」をDVDで鑑賞。行方不明になった元恋人との思い出を回想する内容で幸せな過去と現在のどうしようもない嫌な予感のする状況が徐々に明らかになってゆく深く傷を抉る愛の物語でした。セックス描写は撮影や照明は美しいがポルノ映画ばりで日本版ではボカシだらけとなってました。元は3D映画だったみたいで3Dで見ると良さげな場面もありました。昔ながらの寄り目にすれば立体視出来るアナログな二画面での場面もありましたね。音楽もジョン・カーペンターの曲が使われてたりなかなか良かった。監督の実体験を盛り込んでいるのでしょうか?とてもリアルに感じれる瞬間がありました。


行方不明になった元恋人が自殺しているような予感を感じさせられますが、どうなったのかははっきりとは分かりません。前作との繋がりで魂が子供に転移していると想像するとラストの場面がより複雑な気持ちになります。

