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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「LOVE」

2024年11月25日 | 映画
ギャスパー・ノエ監督の映画「LOVE」をDVDで鑑賞。行方不明になった元恋人との思い出を回想する内容で幸せな過去と現在のどうしようもない嫌な予感のする状況が徐々に明らかになってゆく深く傷を抉る愛の物語でした。セックス描写は撮影や照明は美しいがポルノ映画ばりで日本版ではボカシだらけとなってました。元は3D映画だったみたいで3Dで見ると良さげな場面もありました。昔ながらの寄り目にすれば立体視出来るアナログな二画面での場面もありましたね。音楽もジョン・カーペンターの曲が使われてたりなかなか良かった。監督の実体験を盛り込んでいるのでしょうか?とてもリアルに感じれる瞬間がありました。
行方不明になった元恋人が自殺しているような予感を感じさせられますが、どうなったのかははっきりとは分かりません。前作との繋がりで魂が子供に転移していると想像するとラストの場面がより複雑な気持ちになります。









「モリコーネ 映画が恋した音楽家」

2024年11月25日 | 映画
久しぶりに5.1chサラウンド環境でエンニオ・モリコーネの音楽を聴きたいなぁと思い公開時に劇場でも見た音楽ドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画に恋された音楽家」をマカロニウエスタンの音楽を作曲した所辺りから見始める。そこから色々な時代の色々な音楽が沢山聴けて止まらなくなり結局最後まで見ちゃいました。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」と「ミッション」の音楽はやっぱり何時聴いても良くて今日も音楽だけ聴いても感動しちゃって涙が溢れました。





「ショック・トリートメント」

2024年11月25日 | 映画
大学時代にVHSで見て気に入り何度も見た映画「ショック・トリートメント」をDVDでレンタルして久しぶりに大画面にて鑑賞。
今作の好きな所は物語の内容ではなく音楽と編集とダンスに個性的な役者陣とその行動に美術や衣装に照明とカメラワークのコラボレーションでズルズルと見てしまう楽しいものがあります。音楽はサントラ持ってて何度も聴いてたのでよく覚えていて懐かしくもゴキゲンな感じで見直せました。サントラCD中身だけ電車で忘れて無くしちゃったんだよなぁ。空のジャケだけ取ってあります。
今回見てAD役の女性が1番綺麗だったなぁと感じて声の高いナースの歌声が入って来る所がなんか好きだなぁと思ったりジェシカ・ハーパーのちょっと低音ハスキーな歌声も上手くて最高だね!と感じたりしました。
全体的にはテレビをダラダラ見るような感じで物語の内容に関しては全貌が見えずな時間が多かったけど案外飽きずに見れてラストは前向きな歌と歌詞で気持ち良く見終える事が出来ました。





「ルクス・エテルナ 永遠の光」

2024年11月25日 | 映画
レンタルDVDでギャスパー・ノエ監督の映画「ルクス・エテルナ 永遠の光」を5.1ch大画面にて鑑賞。51分という短めの実験的な映画でした。映画の撮影中の女優に監督にスタッフ達の姿が色々な立場の視点を交えつつ描かれていて2面分割とか激しい点滅効果とか監督らしいスタイルや個性が炸裂した挑戦的な作品でした。後半の光の明滅は目がおかしくなりそうなドラッギーな効果があり単純に凄いです。人によってはピカチュウ効果というか癲癇を引き起こしかねませんね。
ベアトリス・ダルにシャルロット・ゲンズブールが本人役で出ています。