どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ブロンド」

2024年03月28日 | 映画
アナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じた映画「ブロンド」を大画面にて鑑賞。
2時間47分というなかなかの長尺でしたが映像や音響に芝居に飽きずに引き込まれて見れました。とても胸に響く辛く哀しい境遇や一時の幸福な瞬間と苦しい残酷な場面との落差が激しく上下して何度も苦しく悲しい涙が溢れてしまいました。色々と史実とは違う部分があるのでどうなの?と感じたりもしたけど段々とマリリン・モンローとしてだけじゃなく1人の人間のドラマとして内面的にリアリティのある物語として入り込めました。
実際のマリリン・モンローのドキュメンタリー映画を見ていたので背景とかも知れていたのでより共感出来て色々と謎だった部分を勝手に解釈し創作している部分が多いので批判も多いんだと思いますがひとつの説としてスターなのに満たされない悩みや苦しみを抱えた女性の物語として良かったです。
映像も数々の実際の有名マリリン・モンロー写真や映像を見事に再現していて演じるアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローそのものに見えてきました。喋り方とかも完璧で芝居が素晴らしかった。そして美しいマリリン・モンローの魅力がちゃんと出ていたのが凄い!
白黒にカラーにアスペクト違いやカメラワークに構図等、映像表現も見応えがあって台詞では無く映像で心情や感覚を感じさせる演出がとても良かったです。
予想以上に素晴らしい映画だった。






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「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」

2024年03月28日 | 映画
クエンティン・タランティーノについてのドキュメンタリー映画「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」を鑑賞。監督8作目迄公開されて9作目を作ってる頃のドキュメンタリーで原題は「QT8」でした。
出演者や関係者のインタビュー映像がメインで進行する内容で監督本人のインタビューはありませんでした。8作分の紹介等もあるのであまり詳しくは描かれませんが興味深いエピソードなんかも紹介されてます。タランティーノのドキュメンタリーなのに関係が深かったハーヴェイ・ワインシュタインについてのエピソードも多かった気がします。その割に微妙に核心には触れてない感じが中途半端にも感じたな。まぁタランティーノについて薄っぺらく学べるようなドキュメンタリー作品だったと思います。
ブルーレイのソフトとかに収録されてる特典映像とかの方が各作品とタランティーノについてより詳しく知れると思います。
今作は色々な役者とかとタランティーノについて雑談してるような感じでへぇ〜そうなんだぁ〜って感じで、ちょいちょい面白い話が知れる内容でした。






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