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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「霧の中の少女」

2021年02月26日 | 映画
イタリアの人気ミステリー作家が原作・脚本と初監督を務めたという映画「霧の中の少女」を鑑賞。どんな内容なのか殆ど知らずに見たので、どうなるのか先が読めず興味深く見れました。映像的にも美しく静かにジワジワと展開に惹き込まれるように緊張感を持って見れて脚本の構成や編集なんかも良く出来てたと思います。少し全貌が見えてくるまでが長いので謎が多く集中力が切れそうになる感じもありましたが色々と想像して明確な理由は分からないけれど犯人は一度は予想がつきました。途中でその予想とは違う展開に二転三転するので意外性があり面白かったけど最後には予想した犯人に落ち付きました。だけど何かスッキリしないというかよく分からないような部分も残ったりしました。
後半に犯人と間違えられた男の腕に丸の印が付いていたのか?が分からなかったです。
マスコミ報道を利用した捜査方法とか現実でも事実を歪める報道の恐ろしさを感じてるので興味深くも嫌な感じがありました。役者陣の存在感もあり濃厚なミステリー映画でした。