今日も夕方まで寝て起きて、ぐうたらな休日に。肩痛い。暑い。しんどい。だ!
でも、夜にレイトショーで「華氏911」を観に行く。大画面でのドキュメンタリー映画って新鮮。
さて、感想だが、色々と物議を醸し出してるこの映画。期待通り普段のニュース等では知り得ないような内容をとても分かりやすく描いていてショッキングであり驚き、考えさせられる。
前半のニュース映像を多用した説明はとても興味深く、大統領選挙の所は当時からすでに政治にそんなに興味や感心の無かった僕でさえ「なんかおかしい」と感じた所。今見てもやっぱり変だと思ったが、なんともまぁ、そんなもんなの?選挙って?って思える程の単純で思った通りのからくり。だけど、いくら反対の声があってもそのまま政治は決められた道に進むのみ。誰がそのレールを決めてるのか?はもはや大統領だけでなく別の見えない何かが手を引いてるとしか思えない。それは見えないからやっかいだ。
結局、この映画でブッシュは悪者として描かれアホ扱いされてはいるのだが、結果的にはブッシュの賢さが描かれてるとも思えてしょうがない。反ブッシュ映画として機能しているかについては全体的に見ると微妙。結局、アメリカ国民のアホさが描かれてるような気もする。そんなブッシュのやり方に対して見事にダマされてきたアメリカ人という見方をして見る人はいるのかな?考えてもらいたい。しかし、日本も同じような事が考えられるね。僕もアホな日本人かもしれない。やりたい放題、小泉政権。国民は手の出しようもない政治の世界。決まってくだらないスキャンダルとかで目をそらされつつも大切な事は知らないうちに決定されてくこのダマしテク。だんだんとカラクリにも気付いてきた所。だけど、どうしようもないというか解決策は見つからず。だ。結局はみな自分の周りの事しか考えてないのが真実。今日の映画でもみなそれぞれ神にすがるがそれぞれの想いは真逆だったりする訳だからそれぞれの都合のいい神に対して各人の想いを祈るだけ。僕は神っていうのがいるとしたら1つだと思ってるので神の立場になって考えるとはっきり言ってどうしようもない。黙って見守るしか出来ないと思えてきた。
とにかく現在進行形の事柄であるし映画のような事が今でも続いているので映画の最後で語られるような「もう、ダマされない」という精神でマイケル・ムーアさんにはこれからも頑張って欲しい。もしかしたら、すでにダマされてるのかもしれない気がするのだが是非、それを暴いてやってまた、僕らを驚かせて欲しい。この映画はいつもと同じ弱者の扱いを描いた映画。ずっと同じ事をムーアさんは描いているがなかなか良くはならないもの。それは、何故?やはり結局はお金なのかな?世界には2つの種類の人種、強者と弱者がいてそれぞれの立場の理解と助け合いが欠けているのだと思う。僕は弱者側の気持ちに共感する。
どうすればいいのか分からないが戦争が無くなり、平和な世界になる事を願います。