イベント新刊の通販分を受け取った後って毎回なんか見落としてる気になってくる……。
・あたいとげんそーきょー~うたげのあと~(北国もやし製造所)
レイマリ。それは真実。
レイマリ、それは正義。
というわけで「あたいとげんそーきょー」シリーズ最新刊は濃厚なレイマリです。
本サークルさん描かれるところの霊夢はわりとクールキャラなんですが、魔理沙に対してだけは要所要所で甘えてるのが実にレイマリ。
そして魔理沙は魔理沙でまんざらでもないのがこれまた実にレイマリ。
「あたいとげんそーきょー」シリーズは基本的にほのぼのマンガなんですが、レイマリ周りは妙に湿気を感じられる描写があるのが俺によし。
特に魔理沙に関してはしばしばその過去について触れる展開がありましたが、今回は魔理沙のトレードマークでもある金髪が実は……という解釈が好き。
今回のタイトルは「うたげのあと」となっていますが、これがまた「表」のパートである賑やかな博麗神社の日常と「裏」のパートである宴会が終わった後の霊夢と魔理沙の対比が実に巧いんだよな。
あと酔っぱらい妖夢やらおぜう虐待咲夜さんやらもしっかり楽しい一冊でした。
今日はここまで。