おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

INAC神戸レオネッサvsACエルフェン狭山FC

2012年04月29日 | Soccer
4月29日プレナスなでしこリーグ2012『INAC神戸レオネッサvsASエルフェン狭山FC』観戦
我がFC東京は、連休初日の昨日J1リーグ第8節ホーム味スタでの清水エスパルス戦、2人少ない相手にパスミスからのカウンター一発で、みじめな敗戦。攻撃内容もきびしきゲームのようで、気分は最悪。結局4月の青赤観戦は、仙台戦一試合しかスタジアムへ行けず、悶々としています。
一方、こちらは絶好調で開幕2連勝中のINAC神戸レオネッサ。前節の「福岡J・アンクラス」戦ではNo.8澤穂希も復帰し磐石の構え。第3節はホームズスタジアム神戸にて「ASエルフェン狭山FC」戦。今日も「3≠Q」の圧勝でした・・・ではなく上手の手から水、大いに課題多きゲームとなったのではないでしょうか。攻撃面では、3得点するも、決めるべきシュートチャンスが決められず、守りはセットプレーからゴール前のゴタゴタ後、マークが甘くなり、こぼれ玉をフリーで決められてしまう展開。決勝点となった3点目は狭山FCキーパーのミスでしょうから、薄氷の勝利に見えました。それでも勝ってしまうのがINAC神戸。今日のヒロインは、No.3高良亮子。昨シーズン12試合0得点のSB兼MFが本ゲーム2得点。思い切りの良いミドルシュートが決まりました。また、ルーキーNo.14京川舞の3試合連続ゴールはお見事。課題修正が必要かと思いますが、無敵艦隊は続きそうです。

No.8 澤穂希 チームの柱がスタメン復帰


4分 No.3 高良亮子 シーズン初ゴール








37分 No.14 京川舞 3試合連続弾(No.9川澄奈穂美のクロスから)










53分 No.3 高良亮子 この日2得点目


No.8 澤穂希 復帰さっそくシュートの場面も















“ゆるキャラ大集合の日”
「けんけつちゃん」 献血推進キャラクラー(妖精)


「あたかちゃん」 飛鳥観光の妖精(明日香村・高取町・橿原市の頭文字であたかちゃん)


「はばたん」 ひょうご県観光大使(阪神淡路大震災からの復興の不死鳥(フェニックス))


「パッピーバービー」 神戸ハーバーランド観光親善大使(幸せを運ぶカモメ)


「オキールファミリーはかせ」 神戸市震災キャラクター(おきあがりこぼし)




いわさきちひろ展

2012年04月28日 | Museum
4月28日、毎日新聞創刊140年記念『いわさきちひろ展』兵庫県立美術館ギャラリー棟3階へ。
歳でしょうか。それとも昨年3月の東日本大震災の影響でしょうか。心やすらぐものに飢えています。小さな幸せと希望を感じたく『いわさきちひろ展~母のまなざし・子どもたちへのメッセージ~』に連休初日に赴き、「ちひろの世界」の中で、ほのぼのと、のんびりと、しっぽりと半日過ごしました。
いわさきちひろさんは、子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家です。
子どもへの愛に溢れ、ベストセラー「窓際のトットちゃん」(黒柳徹子著)の挿絵でも知られる、いわさきちひろさん(1918年福井県武生市生まれ東京で育つ、1974年没・享年55歳)。モデルなしで10ヶ月と1歳のあかちゃんを描き分け、その観察力とデッサン力を駆使して、子どものあらゆる姿を描き出しています。日本の伝統的水墨画の技法にも通じる、にじみやぼかしの世界は、肌に感じる暖かさ、心に感じるの温かさを演出し、表情豊かな子どもたちの顔は、ちひろ件pの魅力を深いものにしています。いんだよねぇ。
ちひろは、声高に反戦を訴えたり、戦争のむごたらしさを描きませんでしたが、“世界中のこどもみんなに平和としあわせを”は、作品に込められた願い。
本展では、「母のまなざし・子どもたちへのメッセージ」をテーマに毎日新聞社発行の月刊誌「毎日夫人」の表紙を飾った作品をはじめ、四季折々の子どもたちを描いた水彩やスケッチなど代表作130点のほか、自宅アトリエが復元され愛用品も展示されています。会期は5月6日までで、連休初日の人出の多さは想定内、にぎわいの中、個人的に大いに楽しめました。
この夏には、ドキュメンタリー映画『いわさきちひろ~27歳の旅立ち~』が公開されるとのこと。山田洋次エグゼクティブプロデュサーに、海南友子監督で7月のロードショー。またひとつ楽しみが増えました。















松島 史跡散策

2012年04月24日 | NON
4月21日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
松島は伊達家の存在を抜きにしては語れません。伊達家ゆかりの史跡を早足になりましたが巡りました。仙石線松島海岸駅から、まずは『観瀾亭』、伊達家の納涼・月見御殿。敷地内には、松島博物館や「どんぐりころころ」の童謡碑がありました。松島湾観光遊覧船桟橋を通り越し、橋桁の間から海が覘ける赤い「透橋」を渡れば『五大堂』。平安時代807年坂上田村麻呂がこの島に建立、慈覚大師が五大明王が祀り、1604年に伊達政宗が再建、国重要文化財に指定さられた松島の海辺の象徴です。目前には、真っ赤な福浦橋がかかる福浦島。松島湾を見渡す最高のロケーション。
松島の象徴といえば、『瑞巌寺』。「斎太郎節」に歌われた『瑞巌寺』。
“松島のサーヨオ 瑞巌寺ほどの 寺のない トエ
           アレワエー エート ソリャ 大漁だエ”
828年慈覚大師の開創と伝えられる臨済宗の禅寺で、伊達政宗の菩提寺です。国宝の「本堂」は現在平成21年から開始された平成の大修復中。本堂前の紅白梅「臥龍梅」は工事の足場から覘けます。同じく国宝、白壁が美しい「庫裡」も外壁修理中でしたが、田村光雲作の聖観音菩薩像を拝観。また、伊達政宗の正室愛姫の墓堂「陽徳院御霊屋(寶華殿)」は黒漆に金や極彩色が映え豪華絢爛でした。瑞巌寺山内にある松島の名庭園『円通院』へ。政宗の孫、光宗の菩提寺で石庭と「三慧殿」、本堂の「大悲亭」などひっそりとしていました。薄日が射し暖かさを感じるとはいえ、やっぱり東北。4月中旬で「比翼塚」の「軒端の梅」が今がさかり。政宗の息女五郎八姫の菩提寺『天隣院』の桜にはまだ早いようでした。
みちのく松島のパワースャbト、伊達政宗の息吹を感じる散策となりました。




『観瀾亭』








『五大堂』








福浦島 福浦橋


『瑞巌寺』
修復中「本堂」


「庫裡」


「陽徳院御霊屋(寶華殿)」


「臥龍梅」




「法身窟」


杉並木


洞窟遺跡群


『比翼塚』「軒端の梅」


『三聖堂』




『円通院』




「三慧殿」


「大悲亭」


『天隣院』



松島海岸にあった看板


JR仙石線 車窓から(塩釜周辺)






日本三景 松島 島めぐり

2012年04月23日 | NON
4月21日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
翌22日、松島へ足をのばしました。緑の松を戴いた大小さまざまな260もの島々が点々と浮かぶ松島湾。松島の絶景を堪能するなら海上からと、松島観光桟橋から遊覧船:仁王丸クルーズに。所要時間50分17kmのベイクルーズは松島観光の醍醐味です。さて、遊覧船に乗ると、つかず離れず船を追ってくる人馴れしたカモメにびっくり。手乗りカモメはいませんでしたが、手から餌付けできる群がるカモメに、年甲斐もなくひと時夢中に。
日本三景の松島。次々に見えてくる島は、どれも個性豊かで、個々の島の形状やその名前の謂れも興味深いところです。島影を背景に、人々の暮らしが垣間見れる「カキ筏」を見るにつけ、「3.11」からの復興を思います。大震災・津波の影響といえば、松島を代表する自然の傑作「仁王島」は工事中の様な鉄格子にカバーされていましたし、伊達政宗が欲しがったという「千貫島」は津波に洗われ原形が崩れてしまったのだそう。水平線、遠くに目をやると大小島々が連なる様も絶景で、多島美を堪能しました。
ここで一句・・・
“松島や ああ松島や 松島や”
松尾芭蕉
(実は、江戸時代後期の狂歌師・田原坊の作との説あり)



仁王島


鐘島








カキ筏

























仙台市内散策

2012年04月22日 | NON
4月21日『ベガルタ仙台vsFC東京〔J.League Division1第7節〕』ユアテックスタジアム仙台へ。
早割航空券を活用して仙台入り。なぜか人生初の仙台へは、伊丹12:20発ANA735便で13:25仙台空港着。「3.11」の仙台空港の映像は衝撃的でしたから、まずは空港展望デッキへ。当時の状況や現在の復興状況などは知る由もありませんが、海岸線に白波が近くに見え、水平線が山のようにせまる光景は津波を連想し印象に残りました。仙台空港鉄道で仙台市内へ移動。ホテルにチェックイン後、ユアテックスタジアムへは遅くとも18:00には到着すべく、限られた時間内での市内観光となりました。
利用したのは、乗り放題で市内おすすめスャbトを巡るバス「るーぷる仙台」。路面電車風のレトロ車体が杜の都を巡回していました。まずは、晩翠草堂前で下車。「晩翠草堂」は仙台出身で詩人であり英文学者の土井晩翠が晩年の3年間を過ごした旧宅。晩翠といえば「荒城の月」でしょうか。「るーぷる仙台」の乗車券も仙台城(青葉城)に月でした。続いて「瑞鳳殿」。みちのくの英雄・独眼流正宗の伊達政宗公の霊屋。豪華絢爛な桃山様式の廟建築。石造りの階段に杉並木は樹齢370年余とのこと、雰囲気を感じさせます。バスは「仙台城跡(青葉城跡)」を目指しますが、石垣が崩れているとのことで、東北大学キャンパス内を迂回します。東北大学のキャンパスの広さには驚きでした。仙台藩六十二万石の城跡ということで期待していたのですが、文字通り城跡。定番の「伊達政宗公騎馬像」を夕日を背に逆光でシルエットをパチリ。取り急ぎの市内観光は後ろ髪をひかれつつもこれにて完了、ユアスタへ向いました。
さて、試合後は、美味しいものと地酒三昧で、明日は松島へ行く予定。アウェイ遠征はいつもいつも駆け足で忙しくなりますが、でも、楽しんでします。


仙台空港周辺






仙台駅



晩翠草堂







瑞鳳殿











仙台城跡(青葉城跡)


伊達政宗公騎馬像


土井晩翠詩碑


宮城県護国神社