おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

カンボジア一人旅(備忘録)

2015年01月23日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
一度見てみたかったアンコール・ワット。アンコール遺跡群巡りを中心に、シェムリアップを堪能する旅となりました。感動したのはアンコール遺跡だけでなく、道中のカンボジアの田園風景。米は二期作で、牛や水牛が農耕に欠かせない動力に。米は穂だけを刈り取り、藁は牛たちのエサになり、エサを食む牛が田んぼを耕すのだそう。種まきをせずとも田んぼの回りには栄養たっぷりの香草が育つ、のどかな田園風景が魅力的でした。観光以外にもカンボジアを謳歌。カンボジア式の全身マッサージは今までで一番気持ち良いものでした。しっかり全身を揉みほぐしてくれるとともに、ヨガのメ[ズのアシストをしてくれるようなマッサージ。遺跡巡りで疲れた身体には効果満点でした。食べものも量・質・味ともに満足いくもので少々太ってしまったかも。この他にも、カンボジアの石彫り、木彫り、漆塗り、金属工研シルクの機械織りから染色まで、職人養成の訓練校『アーティザン・アンコール』や、『国立アンコール博物館』なども見学しました。大満足となった今回の一人旅。さりとて幾度も訪れることはないカンボジアの旅は、いつものとおり弾丸旅行でしたが、大変、充実した楽しい海外旅行となりました。










延々と続く田園風景

















観光の足は「トゥクトゥク」










ROYAL ANGKOR RESORT & SPA HOTEL









             


シェムリアップ・オールドマーケット

2015年01月22日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
遺跡巡りだけでないシェムリアップ市街地。カンボジアの空気を吸うには、やはり地元マーケット散策するしかないでしょう。クメール語で「プサーチャ」と呼ばれる市場『オールドマーケット』。この市場は名の通り「古市場」として現地の人に親しまれています。最近ではお土産屋さんも増え、カンボジアならではのB級雑貨やどこか怪しげなお土産、貴金属・宝石まで、混在一体となって売られています。お土産に興味のない自分は、地元の食材を見て回りました。食堂もあり屋台フードも美味しそうでしたが、水道水が飲めないお土地柄、ややお腹の弱い者としては、食するのは自重。地元に根ざした野菜に米、乾物に調味料、肉に魚と所狭しと店の並ぶ様は、独特の香りと伴ってローカルな雰囲気を味わうことができ十分に楽しめました。また、マーケット周辺には、パブストリートや、お洒落なカフェや雑貨屋さんが並び、外国人観光客の姿も多く見られます。シェムリアップの中心に位置する市場『オールドマーケット』は、ある意味、観光地としてもにぎやかなスャbトでした。
































アプサラダンス鑑賞

2015年01月21日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
クラブツーリズム特別企画「アンコール・トム ディナーパーティ」にて宮廷舞踊“アプサラダンス ショー”を鑑賞です。世界遺産アンコール・トム内の象のテラスを貸し切ってのパーティで贅沢の極みで今回の旅の楽しみのひとつ。“アプサラ”とは、「天使・天女」を意味し、その踊りは神に捧げるため、9世紀頃から始まったと言われています。物語の多くは「ラマーヤナ」など、紀元前古代インドの伝承文学が題材となっています。アプサラダンスの特徴は流れるような動きと、しなるような手のひらのメ[ズです。手のひらのしなやかな反り返しは幼いころからの練習の賜物。手のメ[ズは基本的に4つで、ほかの部位の動きと組み合わせると、かつては4,500通りも表現があったそう。ャ泣ト時代に一時は弾圧され衰退の一歩でしたが、1989年頃からクメール文化の復興運動とともに復活継承されています。タイの伝統舞踊をお手本に、クメール式独自の演目が復活しています。円を描くような動きと静止した動きは、天界と地上を漂う姿を表し、ゆっくりとした優雅な舞いは印象的です。衣装の豪華さにもまして、踊り子たちの美しさに、お酒もすすみ夢心地で酔っぱらってしまいました。



















































トンレサップ湖クルーズ

2015年01月20日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
シェムリアップ市内から南へ15km。『トンレサップ湖』は、乾季でも水量は琵琶湖の約3倍、夏季のモンスーンの時期には湖からプノンペン付近でメコン川に流れ込むトンレサップ川が逆流する。そのため周囲の土地と森を水浸しにしながら面積は、琵琶湖の10倍、1万6000平方kmまで拡大して深度も9mに達するという東アジア最大の湖だ。水上生活者の数も世界最大規模で、100万人が住んでいるとも。船着き場のあるチョンクニア村からクルーズボートの乗って、トンレサップ湖の古代から続く伝統的な水上家屋の水上生活を訪ねるツアーに参加。途中、ナマズやワニの養魚場兼お土産屋さんに立ち寄り、戻ってくるツアー。心細くなるほどの小型の昔ながらの舟は、思いのほかのスピードで、波しぶきをあびながら進んでいく。水色が鮮やかな水上学校は目に新しい。水上生活を癒すたもなのか観葉植物を飾っている家屋が多いのも目を引く。湖では船をつなげただけの家、雨季の増水に備えて高床式にしている家、件の学校や教会、中には商店もありのだそう。我々のボートに母親と幼女が乗る小舟が急接近。幼子の首には大蛇が巻き付いています。ニコニコ顔の彼女、写真撮影を促しますが、すかさず母親がお金を要求してきます。ここは、触らぬ神に祟りなし。観光客相手のボッタクリの噂も耳にしましたが、自然と共存する人々の生活を見ることができ、ほのぼのと楽しむことができました。












































タ・プローム寺院

2015年01月19日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
アンコール・トムの東に位置する『タ・プローム』は、ジャヤヴァルマン7世が王位について最初に手鰍ッた寺院で、王の母の菩提を弔うため、大乗仏教のの僧院として建てられた。タ・プロームとは「梵天の古老」という意味で、東西1km、南北600mの周壁に囲まれた広大な敷地内には三重の回廊があり、塔、塔門、小祠堂などの建物が回廊で複雑に繋がっている。タ・プロームは発見当時の姿のまま保存されており、長い間ジャングルの中で放置されていたせいか、巨大な樹木、スャAン(ガジュマルの一種)が遺跡に絡みつき、神秘の世界を創り出している。その太い根がタコ足のように覆うかぶさり、さらには締め付けて遺跡を破壊していくという。スャAンの別名キラーツリーと呼ばれる所以だ。寺院の修復計画がないわけではないが、このスャAンが寺院を破壊しているのか、それともこのスャAンが崩れつつある遺跡を支えているのかという議論があり、この遺跡の修復計画の方針と共に議論をされているのだそう。また、アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララを演じる映画「トゥーム・レイダー」の撮影場所となったことでも有名。巨大なスャAンと朽ちる寺院遺跡の一体性とそのバランスが、タ・プロームの魅力なのです。