11月25日~12月4日 『四国お遍路さん〔八十八ヶ所霊場巡拝〕の旅』 (14)
6日目(11月30日)の宿泊は、松山東急REIホテル。松山市内の夕方の渋滞で、ホテル到着時間が予定より遅れ、夕食までの時間はあまりなかったのですが、愚息はホテル向かいの三越と三越隣りのショッピングモールで、スノーボード用品を購入。松山でスノーボード用品とは場違いですが、ようやく、地域共通クーャ唐gい切る目途が立ったよう。さて、夕食は、大街道の裏路地の"郷土料理 割烹 いずみ"さん。ツアー客でしたが、鯛めしで〆る会席コースで、愛媛県の地酒をたんまりと堪能できました。食後は、ほろ酔い気分の中、道後温泉を目指します。松山訪問は今回で3回目(部下の結婚式出席、FC東京の愛媛FC戦遠征)となるのですが、実は、道後温泉の入浴は未体験。過去2度とも入浴しようとチャレンジするも混雑で待ち時間あり、止む無くあきらめた次第。3度目の正直で、念願の"神の湯"入浴は、閉店間近で深めの湯舟に、2~3人と空いていて、少し熱めの湯は大変心地よく、思わず天国天国と呟いてしまいました。道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボルであり、"神の湯"に代表される温泉施設。日本の公衆浴場として初めて平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されながら、現役の公衆浴場として営業中。平成21年(2009)にはミシュランガイドで、三つ星を獲得しています。古くは、日本書紀や源氏物語など様々な文献に登場してきた道後温泉。近代文学では、夏目漱石の"坊ちゃん"で有名ですし、また、ジブリの"千と千尋の神隠し"の舞台ともいわれます。そして、2020年夏。道後温泉が手塚治虫の火の鳥とコラボした「道後REBORNプロジェクト」のもと、期間限定で、道後温泉本館プロジェクションマッピングスペシャルプログラム「FIREWORKS BY NAKED -火の鳥2020-」がスタート。保存修理工事の本館北面の2階・3階の障子をデジタルアートによる花火と、癒しの光を放つ「青の火の鳥」が彩っていました。帰りのハイカラ通りでは、坊ちゃん団子の店で、ツアーにご一緒したご婦人の皆さんへのお接待にお菓子を購入し、目標達成の満足の松山の夜。翌朝は出発前に、秋山兄弟生誕地や、坂の上の雲ミュージアムなどホテル周辺を散策し、清々しい松山の空気を感じることもできました。
【第52番 太山寺】
龍雲山 護持院 太山寺(りゅううんざん ごじいん たいさんじ)
〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1730
[ご本尊] 十一面観世音菩薩
[ご真言] おん まか きゃろにきゃ そわか
用明2年(587)、豊後国の真野長者、長者が大阪に向かう途中、高浜沖で大暴風雨に遭い観音様に祈って海難を逃れた御礼として、自国で木組みした建材を運び、徹夜で寺を建立。以来、一夜建立の御堂と伝えられている。天平11年(739)に聖武天皇の勅願をうけ、行基が十一面観音像を刻んで安置。弘法大師は天長年間(824~834)に訪れ、法相宗から真言宗に改宗している。
三の門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5d/223e61b13fc35f21f396e173d0ef10d5.jpg)
本堂(国宝)
嘉元3年(1305)伊予国守護・河野氏が再建。入母屋造本瓦葺、桁行約12m、梁間約16m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ef/681831575113394d00e1b30c07cf28e4.jpg)
大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/4e/8fc414affcfac74d329b983e7f5cf0c5.jpg)
鐘楼堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/42/f44b0b74e8c123ee0a3a3fd3517d2154.jpg)
堂内の地獄絵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/81/07b54813888bb062deb838c628799eae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f0/f224ab07b05dea51ee0594faacbba476.jpg)
【第53番 圓明寺】
須賀山 正智院 円明寺(すがざん しょうちいん えんみょうじ)
〒799-2656 愛媛県松山市和気町1-182
[ご本尊] 阿弥陀如来
[ご真言] おん あみりた ていせい から うん
天平勝宝元年(749)、聖武天皇の勅願で行基が開基。"和気の圓明さん"の愛称で親しまれている。"四国仲遍路同行二人今月今日平人家次"と書かれた四国霊場最古(慶安3年(1650)のもの)の銅板納札が、アメリカ人巡礼者に発見され、保存されている。
山門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/47/55a6fd7d04065762011a110919e84704.jpg)
中門
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本堂
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大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/76/819426a05bfda4c2cad6b60bec63363e.jpg)
キリシタン灯籠 寛永年間(1624~1644)建立。十字架に聖母マリアが確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f3/c0c87e8ea0ac7f30a74aa3a3d0c42082.jpg)
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〔松山市内散策〕11月30日(泊)松山東急REIホテル
〔道後温泉駅〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e6/ae0bc5b9658effedcd8be6677b31e452.jpg)
〔坊ちゃん列車〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c7/a0f3f0447850ea9cb17475b9b8d987dc.jpg)
〔ハイカラ通り〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/70/fefae8569d829eccaa80a4fb20365504.jpg)
〔道後温泉本館〕 明治27年(1894)に改築、木造三層楼の公衆浴場で重要文化財。
現在、保存修理工事中、入浴は"神の湯"のみ。手塚治虫"火の鳥"コラボプロジェクト実施中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/73/7d94321ccf7b04df879af641ac5fecd1.jpg)
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〔秋山兄弟生誕地〕
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〔坂の上の雲ミュージアム〕
司馬遼太郎"坂の上の雲"の主人公秋山兄弟、正岡子規ゆかり資料を展示。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/10/d6e43b106176727c5066903334b72b6e.jpg)
〔萬翆荘〕 大正11年(1922)松山藩主の子孫、久松定謨伯爵の別邸
萬翠荘敷地は夏目漱石、正岡子規と縁深く、愚陀佛庵の主の漱石の松山で一番自慢の地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d7/187b84fe3f0286ef00f4a193125a02af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/35/e203ce1f79ad3b766dc3d64efa66b0e0.jpg)
6日目(11月30日)の宿泊は、松山東急REIホテル。松山市内の夕方の渋滞で、ホテル到着時間が予定より遅れ、夕食までの時間はあまりなかったのですが、愚息はホテル向かいの三越と三越隣りのショッピングモールで、スノーボード用品を購入。松山でスノーボード用品とは場違いですが、ようやく、地域共通クーャ唐gい切る目途が立ったよう。さて、夕食は、大街道の裏路地の"郷土料理 割烹 いずみ"さん。ツアー客でしたが、鯛めしで〆る会席コースで、愛媛県の地酒をたんまりと堪能できました。食後は、ほろ酔い気分の中、道後温泉を目指します。松山訪問は今回で3回目(部下の結婚式出席、FC東京の愛媛FC戦遠征)となるのですが、実は、道後温泉の入浴は未体験。過去2度とも入浴しようとチャレンジするも混雑で待ち時間あり、止む無くあきらめた次第。3度目の正直で、念願の"神の湯"入浴は、閉店間近で深めの湯舟に、2~3人と空いていて、少し熱めの湯は大変心地よく、思わず天国天国と呟いてしまいました。道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボルであり、"神の湯"に代表される温泉施設。日本の公衆浴場として初めて平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されながら、現役の公衆浴場として営業中。平成21年(2009)にはミシュランガイドで、三つ星を獲得しています。古くは、日本書紀や源氏物語など様々な文献に登場してきた道後温泉。近代文学では、夏目漱石の"坊ちゃん"で有名ですし、また、ジブリの"千と千尋の神隠し"の舞台ともいわれます。そして、2020年夏。道後温泉が手塚治虫の火の鳥とコラボした「道後REBORNプロジェクト」のもと、期間限定で、道後温泉本館プロジェクションマッピングスペシャルプログラム「FIREWORKS BY NAKED -火の鳥2020-」がスタート。保存修理工事の本館北面の2階・3階の障子をデジタルアートによる花火と、癒しの光を放つ「青の火の鳥」が彩っていました。帰りのハイカラ通りでは、坊ちゃん団子の店で、ツアーにご一緒したご婦人の皆さんへのお接待にお菓子を購入し、目標達成の満足の松山の夜。翌朝は出発前に、秋山兄弟生誕地や、坂の上の雲ミュージアムなどホテル周辺を散策し、清々しい松山の空気を感じることもできました。
【第52番 太山寺】
龍雲山 護持院 太山寺(りゅううんざん ごじいん たいさんじ)
〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1730
[ご本尊] 十一面観世音菩薩
[ご真言] おん まか きゃろにきゃ そわか
用明2年(587)、豊後国の真野長者、長者が大阪に向かう途中、高浜沖で大暴風雨に遭い観音様に祈って海難を逃れた御礼として、自国で木組みした建材を運び、徹夜で寺を建立。以来、一夜建立の御堂と伝えられている。天平11年(739)に聖武天皇の勅願をうけ、行基が十一面観音像を刻んで安置。弘法大師は天長年間(824~834)に訪れ、法相宗から真言宗に改宗している。
三の門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5d/223e61b13fc35f21f396e173d0ef10d5.jpg)
本堂(国宝)
嘉元3年(1305)伊予国守護・河野氏が再建。入母屋造本瓦葺、桁行約12m、梁間約16m。
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大師堂
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鐘楼堂
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堂内の地獄絵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/81/07b54813888bb062deb838c628799eae.jpg)
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【第53番 圓明寺】
須賀山 正智院 円明寺(すがざん しょうちいん えんみょうじ)
〒799-2656 愛媛県松山市和気町1-182
[ご本尊] 阿弥陀如来
[ご真言] おん あみりた ていせい から うん
天平勝宝元年(749)、聖武天皇の勅願で行基が開基。"和気の圓明さん"の愛称で親しまれている。"四国仲遍路同行二人今月今日平人家次"と書かれた四国霊場最古(慶安3年(1650)のもの)の銅板納札が、アメリカ人巡礼者に発見され、保存されている。
山門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/47/55a6fd7d04065762011a110919e84704.jpg)
中門
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本堂
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大師堂
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キリシタン灯籠 寛永年間(1624~1644)建立。十字架に聖母マリアが確認できる。
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〔松山市内散策〕11月30日(泊)松山東急REIホテル
〔道後温泉駅〕
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〔坊ちゃん列車〕
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〔ハイカラ通り〕
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〔道後温泉本館〕 明治27年(1894)に改築、木造三層楼の公衆浴場で重要文化財。
現在、保存修理工事中、入浴は"神の湯"のみ。手塚治虫"火の鳥"コラボプロジェクト実施中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/73/7d94321ccf7b04df879af641ac5fecd1.jpg)
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〔秋山兄弟生誕地〕
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〔坂の上の雲ミュージアム〕
司馬遼太郎"坂の上の雲"の主人公秋山兄弟、正岡子規ゆかり資料を展示。
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〔萬翆荘〕 大正11年(1922)松山藩主の子孫、久松定謨伯爵の別邸
萬翠荘敷地は夏目漱石、正岡子規と縁深く、愚陀佛庵の主の漱石の松山で一番自慢の地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d7/187b84fe3f0286ef00f4a193125a02af.jpg)
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