おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

vs ヴァンフォーレ甲府〔J.League Division1第30節〕

2013年10月30日 | FC TOKYO
10月27日『ヴァンファーレ甲府vsFC東京〔J.League Division1第30節〕』山梨中銀スタジアムへ
先週来の台風でもしかしたら・・・と心配していたのですが小春日和の山梨中銀スタジアムでした。10月23日FC東京オフィシャルにて、ランコ・ャヴィッチ監督との来期契約更新しない獅フニュースリリース後、初ゲーム。監督の指揮に注目していましたが、残念ながら監督の戦術戦略以前の選手たちに問題ありとしか思えない覇気なきゲームの入り。なんとなくなんとなくのプレーの連続の中で先制されてしまいます。監督コメントでは「天候のせいなのか寝てしまっていた。」とのこと。そなアホな。「1≠O」の1点ビハインドの後半は、東京のゲーム。全員で引いて守る相手に、スピードや切り替えの強弱がつけられず、ボールは支配するも、最後のアイデアと精度なしというパターン。GK権ちゃんがスローインするほど、甲府は前線に出てきません。ようやく、No.2徳永悠平の一撃で同点。その後もゴール前のゴタゴタが決めきれず、逆に甲府のゴールラインでの人壁作戦を突破できず、痛恨のドロー。勝機は多々あっただけに先制された睡眠中の30分が悔やまれます。これでACLも遠くなってしまいましたが、シーズン終了まで、ャヴィッチ監督を信じてスタジアムで盛り上がるつもりです。





“ャトーキョー”元旦までエールを送りましょう。




後半、No.2 徳永悠平 気迫の一撃は同点弾!









まあ、お疲れさまとしか言葉をかけられないゲームだったでしょうか



その中にあって、頭ャ潟リの徳永



監督が手をャPットに入れている時は劣勢ゲームの傾向あり・・・(都市伝説)




いらしてたのですね!足立梨花さん


ヴァンくん


フォーレちゃん


しんげん君(NHK甲府放送局マスコット)


ふじくん(山梨県警察本部シンボルマスコット)


ふじこちゃん(山梨県警察本部シンボルマスコット)




与謝野晶子展

2013年10月29日 | Museum
10月27日『ヴァンファーレ甲府vsFC東京〔J.League Division1第30節〕』甲府遠征へ。
山梨県立美術館のある件pの森に対面して立つ『山梨県立文学館』へ寄り道すると、企画展『与謝野晶子展 われも黄金の釘一つ打つ』が開催中。
与謝野晶子(1878≠P942)は、明治11年に堺甲斐町の和菓子商の娘として生まれ、近代日本を代表する歌人です。彼女の活動は短歌だけにとどまらず、古典研究や女性の自立を求める評論活動、教育と社会活動など多様な分野に及んでいます。
自分にとっては、与謝野晶子といえば、衆議院議員・与謝野馨氏のおばあちゃん。ではなく『君死にたまふことなかれ』でしょうか。軍国主義の真っ只中にあって、女流詩人与謝野晶子が詠った非常に有名な反戦歌。しかるに嫌戦の歌人のイメージ。はたまた、歌集『みだれ髪』では、女性が自我や性愛を表現するなど考えられなかった時代に女性の官能をおおらかに詠い、浪漫派歌人としてのスタイルを確立した歌人のイメージかなあ。“やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君”は艶っぽさ満点です。
さて、同展では、短歌のみならず、詩、童話、小説、評論、古典研究など、多方面に活躍した晶子の人生と作品を、直筆の手紙や書画、小説や評論の原稿、写真など150点を越す貴重な資料で展観。富士川町や上野原市など山梨での足跡も紹介されていました。
“われも黄金の釘一つ打つ”とは、与謝野晶子が詠った「劫初(ごうしょ)より造り営む殿堂にわれも黄金の釘一つ打つ」という歌の一部。世の初めから人類が営々として築きあげてきた文化的殿堂があるとすれば、自分も釘一本なりとそれに打ち込み、その営みにあずかりたい。しかし、それは錆び釘ではなく黄金の釘でありたいという意味合いだそう。人がこの世にうまれたかぎりは、何か自分の存在を残したい。自分は無用の存在でなく、自分の人生は自分なりに意義があったと振り返りたい。そんな心境が込められた歌。“われも黄金の釘一つ打つ”晶子の人生や思想に触れることができました。













ミレーの美術館

2013年10月28日 | Museum
10月27日『ヴァンファーレ甲府vsFC東京〔J.League Division1第30節〕』甲府遠征へ。
次に足を運んだのはどうしても行ってみたかった“ミレーの美術館”として広く親しまれている『山梨県立美術館』へ。1978年の開館以来、最初のコレクションであるミレーの『種をまく人』を中心とした“ミレー・コレクション”や、バルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家の作品を所蔵。また山梨ゆかりの「萩原英雄」「深沢幸雄」コレクションは有名。
さて、農民農村を描く画家・ミレーといえば、「種をまく人」「落穂拾い」でしょう。特に「種をまく人」が岩波書店シンボルマークです。現在「種をまく人」は、アメリカ・ボストン美術館に、「落穂拾い」は、フランス・パリのオルセー美術館と勝手に思い込んでいたのですが、ここ山梨県立美術館にも所蔵されているのです。ミレーは同じ構図(題名)の作品を複数制作していたとは恥ずかしながら知りませんでした。この地、山梨で出会えるのは「種をまく人」は同一名で、「落穂拾い」は「落穂拾い・夏」の名。また、代表作「羊飼いの少女」オルセー美術館とほぼ同一の構図の「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」もミレーらしく雰囲気満点でした。フィンセント・ファン・ゴッホにも大きな影響を与えたミレーを堪能するには貴重な美術館です。



【ミレーの生涯】
ジャン=フランソワ・ミレーは、1814年にフランス北西部のグリュシー村で生まれました。小さい頃から絵を描くのが好きだったミレーは、パリの美術学校へ通い、プロの画家になります。1849年には、パリから少し離れたバルビゾン村に移住。この村で最初に描いた大作が『種をまく人』でした。1875年になくなるまで、ミレーはバルビゾン村に住みつづけ、農民の姿や生活を描きました。

【バルビゾンの画家たち】
パリから60kmほど離れたところに「フォンテーヌブローの森」という大きな森があります。その森のまわりにある村のひとつがバルビゾン村です。19世紀前半、この村にはミレーを含めてたくさんの件p家が集まっていました。彼らは、この村の名前をとって「バルビゾン派」と呼ばれています。










ジャン=フランソワ・ミレー 
『種をまく人』 1850年/99.7×80.0cm/油彩・麻布




ジャン=フランソワ・ミレー 
『落ち穂拾い、夏』 1853年/38.3×29.3cm/油彩・麻布




ジャン=フランソワ・ミレー 
『鶏に餌をやる女』 1853-1856年/73.0×53.5cm/油彩・板




ジャン=フランソワ・ミレー 
『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』 1857-1860年/53.5×71.0cm/油彩・板




ジャン=フランソワ・ミレー 
『ヴォージュ山中の牧場風景』 1868年/70.0×95.0cm/パステル・紙



山梨県立博物館

2013年10月27日 | Museum
10月27日『ヴァンファーレ甲府vsFC東京〔J.League Division1第30節〕』甲府遠征へ。
久しぶりのマイカー遠征。早朝出発でゲームまでの間、美術館・博物館めぐりです。まずは、『山梨県立博物館』へ。「企画展 富士の国やまなし国文祭記念事業『山梨の名宝』」が開催されていました。山梨県は日本列島の中央、富士山をはじめとする名峰に囲まれた、緑あふれる山峡の地。その山梨県ゆかりの文化財が100点以上展示されていました。関西勤務にて京都奈良に親しんだ者として、仏像や書画を見る目が養われたようで大変興味深く拝観することができました。優等生の感想ですが、実は山梨県立博物館を訪れた目的は・・・常設展示にあり。それは、世界文化遺産に認定された“富士山”。ではなく『広重の冨士三十六景』。葛飾北斎の『冨嶽三十六景』とともに“富士山”世界遺産好きとして、本物を一度見ておきたいと思った次第。北斎が横長に対し、広重は縦長の構図。富士山を描くには縦長の方が奥行きが出て良いように思いました。富士山の麓で江戸の時代の富士山絵画に出会えたことに満足、満足。

















歌川広重 冨士三十六景 甲斐犬目峠



   
歌川広重 冨士三十六景 甲州御坂越   歌川広重 冨士三十六景 甲州大月の原




葛飾北斎 冨嶽三十六景 甲州三水面




葛飾北斎 冨嶽三十六景 甲州石班澤







水戸ホーリーホックvsギラヴァンツ北九州〔J2第37節〕

2013年10月22日 | Soccer
10月20日『水戸ホーリーホックvsギラヴァンツ北九州〔J.DIVISION2第37節〕』K'sデンキスタジアム水戸へ。
豪雨の中、やっぱりホーリーホックは外せません。この日は北九州戦。
柱谷ブラザーズ因縁の一戦。水戸ホーリーホック柱谷哲二監督、ギラヴァンツ北九州柱谷幸一監督の兄弟対決です。国営ひたち海浜公園でビニール傘を強風で失いましたが、その足でのサッカー観戦。ゲームは、豪雨の元、水ビシャビシャピッチでの戦い。両監督兄弟対決に注目は集まりますが、実はサッカーではなく、水溜りのお遊び試合になってしまいました。
前半、ゴール前の田んぼの中のドサクサで1点ビハインドの水戸ホーリーホックは、さらに後半ゴール前の水ビシャスリップの単なるシュートに水戸GKが足をとられ2点目を失います。なぜだか雨の田んぼサッカーは明らかに北九州に有利で、水戸ホーリーホックは、ボールが足につかず、このまま「0≠Q」で水戸の敗戦かなと思っていた後半のこと。吾が水戸ホーリーホックは、田んぼサッカーではなく、空中戦で勝負をかけます。CKから見事なヘッッディングシュートで1点返すと、終了直前PKを獲得。元日本代表で無報酬(?)でホーリーホックに参加しているNo.30鈴木隆行の同点ゴール。雨音に負けずスタジアムは盛り上がりました。
結局、柱谷兄弟対決は「2≠Q」のドロー。豪雨の中の参戦観戦した者からすると一気に気が抜けてしまいました。それでも、水戸者としてスタジアム観戦はなかなかできていませんが、水戸ホーリーホックを衷心より応援しますよ、水戸に住むおじさんは。(FC東京の次にですが・・・)

【水戸ホーリーホック】柱谷哲二監督コメント
この悪天候の中、二千人を超える方が兄弟対決を見に来てくれて感謝しています。試合に関してはサッカーになっていなかったというか、もうミスしたりとか、ツイテいる方が優位になったりと。ボールを浮かして前へ出すとか、ボールをスペースに入れるとかいうものは北九州さんの方がしっかりとしていたと思います。我々もずっと厳しい状態で苦し状況だったけれど、(鈴木)隆行を入れることによって、その強さでフリーキックを取ってくれと、このグラウンドでは流れの中からの得点は難しいですから。後半先に点を取られ苦しい状態でしたが、よく追いついてくれたと思います。

【ギラヴァンツ北九州】柱谷幸一監督コメント
まず初めに雨の中、最後まで応援してくれたサメ[ターの皆さんに感謝したいと思います。サメ[ターの皆さんの声援がチームの力になりました。ゲームの方はこういう雨でピッチコンディションが悪い中で、その状況を良く把握しながらそれに合った戦い方をしてくれました。結果追いつかれて引き分けましたが、胸を張って北九州に帰りたいと思います。最後の判定については皆さんでしっかり映像を見てどうだったか判断して頂きたいと思います。






柱谷哲二(水戸ホーリーホック監督)


柱谷幸一(ギラヴァンツ北九州監督)



豪雨の中、スプラシュピッチに、ボールはピタッピタ&選手はビシャビシャ!





74分 水戸ホーリーホックNo.27冨大介 CKからヘッディングシュート 反撃の1点!







89分 水戸ホーリーホック 日本代表No.30鈴木隆行 PKから同点弾!









「ホーリーくん」龍をモチーフにしたマスコット。ちなみにホーリーホックは「葵」の意。